英語から見るとドイツ語はややこしい。不定冠詞まで活用するからだ。英語はaとanしかないのに。
やはり男性、女性、中性名詞につく不定冠詞はそれぞれ性別にあわせて活用してその上1,2,3,4格と格変化までする。
性別、格別の変化自体を覚えるのはなんとか、比較的容易いと思うが、問題はこれが咄嗟に出るかどうかだ。本当に何もかも活用して、語順まで吃驚もののドイツ語、これを文章として咄嗟にしゃべる・・・!!
早い話が慣れと丸暗記しかないだろう。
私は大昔2年ほどドイツ語をやって、その時点で手紙くらいはだいたい読めるようになっていたが、いざフランクフルトに着いて、挨拶以外に何も言葉が出てこない自分に気づいて焦りまくったことがある。日常会話くらいはいけると、勝手に思っていた。
語学を学ぶものは常に謙虚でなければいけない。-
無知無能に気づくことこそ尊い経験だ。