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グッドループ 石垣島通信

素晴らしい自然広がる石垣島での日常やガイドボートでの船からのルアーやフライなどの釣りを中心としたご案内を紹介しています。

フラットダンサー・インプレ(その1)

2008-04-26 | ハンドメイドルアー
先日より試してみたフラットダンサーですが、印象としてはとにかく細かく動きます。
それと動きの支点や泳ぎの支点といったバランスがとても安定しています。
ちょっとしたロッド操作に敏感に反応するし、大きく操作しても破綻するまでの領域が深い安定感を持っているという感じです。

たぶん、ビルダーの意思や個性を追求すると領域が狭い中で独特の味を出す、シビアでストイックなルアーが出来上がると思うのですが、このルアーはかなり一般向けに味付けしてあると思います。
勿論、ハンドメイドルアーとしての繊細な動きをかなり実感出来ますし、何より、まずは操る楽しみを感じて欲しいという石川さんの思いが伝わってきます。

とにかく、リアル系ルアーの虎穴でもあるトラウト用ハンドメイドで培った経験と実績の深さは、「居れば釣れるでしょう」的な自分には刺激が強過ぎますです!!

特に、今回このグルクンカラーにはかなりの衝撃を受けました。



何重にも色を重ねて光の干渉を使っているのでしょうか?
太陽光が当たる場所で色々と角度を変えると色のトーンが変わります。
背中に吹いてある黒っぽい色の中からゴールドが浮き出てきたり、グリーンに見えているところが一瞬にしてブルーに見えたりします。
これで腹の赤が角度によって全体へと広がるグルクンのパニックカラーを再現出来れば涙ものです。

しかし、石川さんはどうやってこんなにリアルなグルクンの色を知り得たんでしょう?
沖縄に住んでた経験があるのかな?




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ハンドメイドルアー(その4)

2008-03-12 | ハンドメイドルアー
春めいた陽気に扇風機を回したりして、ちょっとボケ気味に過ごしている今日この頃ですが、全国のアングラーの皆様いかがお過ごしでしょうか。
引き続きkotetuメイドのお時間です。

今回は、kotetuメイドバリエーションです。

まずは、どうぞ・・・・・。



左上から、テスト中のペンシル(初期型)、激シャロー用リップレスミノー、そして定番のリップレスミノーとなっておりますです。

kotetuメイドは、何を隠そうかなり2次元的に作っていますです。
更に、大体がサンドペーパーだけで作れるようにもしてありますです。
(型紙どうりにバルサを切って、予めの角度を直線的にペーパーで削って、後は角を取るように磨いて終わりです。)

正直に言えば3Dで同じものをうまく作れないんです。
曲面を多用すると、途中から見事にイメージとは別のものが出来上がっちゃうんです。
またそれが、自信を持って言えるくらいに、とっても格好悪い・・・。
始末に負えませんです。

ですから、泳ぎを犠牲にしてでも直線的に仕上げて気分高揚路線を突き進んでいる訳なのです。

ただし!!

最初のシェイプのテストで魚が反応しないものは「ボツ」となります。
初期段階では、適当にウエイトを入れてありますので、全然と言っていい位に泳ぎませんが、泳がない中で色々とアクションを試してみると瞬間的にポテンシャルが出るのでしょうか?、魚からの反応が突出して出る場合があります。
その後に、色々とウエイトバランスを変えたりして、泳ぎが安定して変わったように見えてもOKなのです。

沖縄でのエアロダイナミクスの評価は、これで十分です。
あとは、釣れるそうな気分が出れば、kotetuメイドは完成なのです。

ちなみに、定番のリップレスも初期から色々と手直しを加えてバージョン7まで行ってます。
(Ver7は5つ作りましたが、もう3つになってしまいました。)

がしかし、そもそものルアーが持つポテンシャルの幅は、何万本と削ってきたプロのビルダーが作ったルアーの何万分の1になるはずなんです。
経験というのは、それだけに重たく、説明不能な事象を消化する時間でもありますから・・・。

でも、とても楽しいのでコツコツとやってしまうのでありますです。




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ハンドメイドルアー(その3)

2008-03-09 | ハンドメイドルアー
久々にフィールドテストに行ってきましたです!!

今回は、新しく作っていたkotetuメイドのペンシルをテストを兼ねて、魚の反応を探りにちょっことだけ行ってきました。



ランガンするには最高の浜辺ですが、良いのは気分だけだったりして、実はかなり渋々な場所であったりもしますです。
潮位を合わせて溜まりを狙ったり、小さな川の流れ込み周辺を狙ったり、岩場周辺でのカレントを狙ったりして、何とか喰わす感じでもあります。

で、やはり・・・・渋いですね~。

トップへの反応があるのは、あまりルアーに絡んで欲しくない細長い奴ばかりです。

ちなみに、こんな感じの岩陰にも奴は潜んでいますです。




で、おもむろに見え見えでのチェイスだったんで、高速ドックウォークで誘ってみました。



こんな奴がウロウロしていますです。

春になってベイトフィッシュが増えると、束になって襲いに来ます。
更に、カスミなんかも混じって襲って来ますので、ウルトラライト気分はとっても危険だったりします。

でも、ついつい投げて誘ってしまうのは何故でしょう?




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ハンドメイドルアー(その2)

2008-01-30 | ハンドメイドルアー
いやいや、ここ沖縄の天候もよろしくなく、やっぱりシーズンオフ?という今日この頃ですが、全国のアングラーの皆様はいかがお過ごしでしょうか。

ギャレット石川氏のソルト用ハンドメイドルアーも、ボディーポテンシャル内ギリギリでのウエイト増加を日々試みているようで、もう少しお待ち下さいとの事です。(by ウチダ氏)

どうも凝りに凝った仕様になっているようで、銀箔でアピール力を生かすとか、ウエイト増加に合わせてリップ角度の微調整が、といった沖縄にいると根負けするかのような繊細な調整話を聞いております。

が・・・・。

こうした話は基本的にスルーしないと怖くて使えなくなるので、なるべく忘れるように心掛けてもおりますです。


で、仕方がないので普段ロスト上等!!という感じで使用しているkotetuメイドのルアーでも、ご覧頂いて・・・・・時間潰しでもして頂ければ幸いと思いますです。

まずは、もっとも使用頻度の高いシャロー用リップレスミノーです。










と、いった感じで・・・・だから何?って雰囲気満載です!!


がしかし!!


特徴ありますよ~。

何と言っても、ありえない木目の切り出し方です。
普通というか、ほとんどは木目に沿ってアイを通す形で切り出しますが、kotetuメイドは逆です。
これは、正直なところ切り出し方を知らず、気づいた時に「あれっ?」という具合でして・・・。
よくよく考えてみると、どうもこのやり方は良くない事ばかりだと分かりましたが、木目が綺麗なのでこの切り出し方という事にしてますです。

また、その為という訳でもないのですが、塗装は無しです。
現在、塗料が島では手に入らない等の理由諸々ありまして・・・。
仕方なくというか、これはこれで良い味だと解釈する術を会得した次第でありますです。

南国のゆるやかな流れ漂う思い込みの産物ですが、結構使えるように仕上げてもいます。

1、それなりに根が掛かりしない。(シャロー専用なので、レンジ20cmまで。)
2、それなりに飛ぶ。(後方にもウエイトを入れて姿勢を安定してある。)
3、それなりにブリブリする。(ウォブリングアクション完備。)
4、それなりに釣れたりする。(ここ重要です。)

とってもタフでは無い、ある意味繊細な奴です。




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ハンドメイドルアー(その1)

2007-12-07 | ハンドメイドルアー
ジャジャ~ン!!



ウチダ氏の注文で追加された沖縄スペシャルが入ったルアーボックスです。

リアル・ナチュラル系カラーで渋いフィニッシュを得意とするギャレット(石川氏)でのビビットなカラーバージョンです。
ビビットと言っても、かなり渋い仕上げです。
使い込む程に・・・・・・です。

さらに、今回追加した沖縄スペシャルはレンジ、水中姿勢、飛距離などなど、現地に合わせて細かい注文で製作して頂きました。
ルアーアクションを変えずに、これらの要望に応えるのは、さすがプロの仕事です。(自分もハンドメイドルアーを作りますが、基本アクションを変化させずにチューニングをするなど、とても出来ません。)

こうしたルアーボックスは、ここぞ!!という時にしか使いませんし、使えません。

節操無く釣りをしてしまいがちな自分にとって、ポイントリサーチが終わり、狙いを定めた場合に、ここぞ!! という瞬間がやってきます。




人の気配のない朝マヅメに水面を眺め、大きなボイルが水面に立った場合など・・・。
このルアーボックスを覗くと、はやる気持ちを落ち着けて、コーヒーの一杯、タバコの一本でも、といった余裕が生まれます。


「釣り味に、こだわるのではなく、こだわらせてくれるルアー群です。」

・・・・・・渋い、渋すぎるセリフだ・・・自分には多少無理があるかも?


どちらかと言えば、根掛かりしたら魚が散ろうが、着替えがなかろうが、迷わず海に飛び込んでしまうルアー群です!!

うん、この感じだ!!。

という事で、多分? ウチダ氏がこれらのコレクションをグットループで紹介してくれると思います。
また、これらのコレクションはルアーボックスセットでご紹介してくれるのだろうと勝手に期待しています。
「セットなんて、勝手に言うな!!」と、ウチダ氏に怒られそうですが、一本でも欠けたらモチベーションが下がるような、そんなルアーボックスが沖縄では必要なのです。

迷わず、海に飛び込む覚悟を決めて釣りをする為にも・・・・。




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