Yassie Araiのメッセージ

ときどきの自分のエッセイを載せます

朝日記161017 STAP細胞の特許のこと、優れた発想は‘ロングテール’現象となる今日の絵

2016-10-17 13:15:27 | 自然科学と工学

 

朝日記161017 STAP細胞の特許のこと、優れた発想は‘ロングテール’現象となる今日の絵

みなさん こんにちは。一日あめです。ラジオ体操は自分の部屋でしました。

今日の絵は以下4つです。 畏友安部忠彦さんからのテーマ 「優雅な女性たち 1」です。

(柘榴Pomegranate)

(端倪すべからぬGoya hommage, La sabbat des sorcier)

(女たちの会Klimt hommage, Frauenrinnen)

(サンゴ売り Jacob Zuchi hommage, Peche des coraux)

 

追記

朝日記に紹介しました小保方さんたちのSTAP細胞の特許申請書は、以下から直接ご覧になれます。ご関心あれば、是非ご覧ください。(2016/10/19荒井追記)

Generating pluripotent cells de novo
WO 2013163296 A1

 https://www.google.co.jp/patents/WO2013163296A1?cl=en&hl=ja

~~~~~

 

 (柘榴Pomegranate)

徒然こと 1 Lock-Out

ひょっと、はがきを投函することで、鍵も、携帯も、小銭ももたずに家を出ましたら、その間に家人も出かけてしまい、締め出しをくらいました。出かける家内とすれ違ったのでいそいでその方向に追いかけましたが、見失いました。 こういうときは如何に過ごすか、あまりよい知恵はでません。 知り合いの門を叩くのも間が抜けを晒すことで避けました。

歩いて行ける距離の図書館も、スケッチによい公園も思い描きますが、何の用意もないということは、うごう動きはいまひとつ、鈍くなります。 ガレージの車でしんばらく座りました。すぐうとうとしましたが、いつまでもこうしていられぬとターミナル駅のショッピングセンターにある本屋ですごすことにしました。トランプ候補の本や、これからの日本など結局 3冊くらい斜め読みしました。眼鏡はたまたま、部屋がけのものであったので好都合でした。帰りも道草気味のルートをえらび、知り合いの婦人に声かけられてたりして、結局、3時間余あまりをすごしました。 家には、家内がすでにかえっていました。最初の車のなかの微睡のあいだに、すでに帰っていたようでした。Lock-outでした。

(Goya, La sabbat des sorcier)

 (Klimt hommage, Frauenrinnen)

 

徒然こと Ⅱ STAP細胞の特許のこと

半導体の包括的な特許をもち、世界中の関連特許をワッチングし、新しい特許がでるとその制作プロセスをリエンジニアリングで分析し、自分の特許に抵触しないか、抵触していれば知的所有権からの使用契約をするという専用の会社があります。そして、彼らは、一般に、日本の会社は特許戦略に甘いという説明に、耳かたむけます。

今朝のNHKラジオ第一615分ごろの番組で、微細加工研究所の所長の湯之上隆氏の弁です。 このひとが日立製作所の技術者のころたくさんの特許をもっていましたが、あるときに反省します。自分の特許が鋭利ではあるが、すべて侵害防御用特許である、いくらでも他の方法がうまれる。それに対して、世の中には包括的な網で抑える戦略的な特許がることを知った、そしていまの会社に転職します。ちょっと興味がわきネットでこのひとを探りました。

 

微細加工研究所の湯之上隆所長が、STAP騒動時の寄稿をめぐり朝日新聞を批判

https://news.nifty.com/article/item/neta/12111-25852/

 

 意外であったのは、このひとがSTAP細胞に焦点を当てて、小保方晴子さんの研究成果疑義の件の報道の顛末

があったあと、米独が、特許申請を続けている状況に着目します。大げさなTVインタービューなどの狂騒をつくりだした朝日新聞との間のやり取りを公開しています。メディアの‘瞬間湯沸かし’的な情動とそのあとの‘冷めた湯’で済んだこと、無関心のさま、さらに投稿者にたする見下した反論など、その顛末を書いていました。 あまり、詳しくはありませんが、ネットは以下にその動きを紹介しています。

~~~

STAP細胞の特許出願、米ハーバード大学が世界各国で…今後20年間、権利独占も

http://biz-journal.jp/2016/05/post_15184.html2016.05.21ジャーナリズム

Business Journal  > ジャーナリズム  > STAP特許出願、米ハーバード大学

~~~~

私の思考連鎖反応で、2014年の東大ネット早起き同盟でのなかまと まもなく冷静に内容が語れるときがくるとであろうというの会話のやり取りをおもいだしました。 

研究の虚偽の報告の嫌疑がかけられ、有能な研究者が命を落とし、さらに刑事訴訟までに至ったが、結果は全くの冤罪でした。

幹細胞が小保方氏の研究室にあったことで、騒いでいました。それの正当性を説明する機会もなく、懲戒免職に近い状態で、科学の世界から放逐されました。 生化学系の実験検証というのは、他の理化学の実験とは簡単な比較ができない特殊性があるということを、理化学研究所の筋から聞いたことがあります。

  以下は、その当時20144月の朝日記を掲載します。

小保方氏らは、STAP細胞の特許で、体細胞に幹細胞を加えた条件下でのSTAP細胞発生についての請求範囲の特許申請をしています。細かい顛末は、わかりませんが、この特許が、氏らの名誉を挽回し、もしかしたら、輝かしき栄光のもとに歴史的勘バックする根拠になるのではないかと、敢えてご紹介します。また、原特許をお読みになられることをお薦めします。早起き同盟の、碩学の弁理士中山秀明さんが、その当時教えて下さったものであることを明記します。

 

 朝日記140412 事実を知ることの試みと 今日の絵

http://blog.goo.ne.jp/go…/e/e248841bb5dda3864e1e46da2b4a9459

 

朝日記140413 事実を知ることの試み(その2) と今日の絵

http://blog.goo.ne.jp/gooararai/e/d9ea6f455c337b0c1e493ed4a0d1396e

 

~~~~

上の朝日記に紹介しました小保方さんたちのSTAP細胞の特許申請書は、以下から直接ご覧になれます。ご関心あれば、是非ご覧ください。(2016/10/19荒井追記)

Generating pluripotent cells de novo
WO 2013163296 A1

 https://www.google.co.jp/patents/WO2013163296A1?cl=en&hl=ja

~~~~~

人間のすぐれた洞察的結果からの形成されれる知見は、 優れているほど、周囲からは受け入れられにくいのでフラクタル数学での、あの「べき乗法則」的な‘ロング・テール’ をもつ現象であるという思いが、ふと脳裡にはしりました。当然といえば当然です。

 (Jacob Zuchi hommage, Peche des coraux)

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝日記161015 朝日記の累計ア... | トップ | 朝日記161008 「復興プロジ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (中山 秀明さんからのコメント)
2016-10-20 18:03:16
細胞を飢餓状態にするとオートファジーが始まるそうなので、もしかすると飢餓状態にさらに別の状態(たとえば小保方さんが主張された弱酸性の環境)が加わるとSTAP現象が起きるとおもしろそうです。
返信する
STAP現象類似の現象 (碩学の弁理士中山 秀明からのコメント)
2016-10-20 15:01:03
中山 →荒井
みなさんこんにちは。

昨日の荒井さんの投稿に関連すると思いますが、STAP現象か類似の現象が nature scientific report に報告されていたそうです。http://news.merumo.ne.jp/article/genre/4258018?f=yd
確かに、http://www.nature.com/articles/srep17355
のURLで論文を読むことができます。中山 秀明

荒井→中山
中山さん、文献を教えていただきありがとうござます。論文の方もきちんと読みます。 小保方さん復権の曙光を感じます。遺伝系や人間の記憶・意識系の応答関数というのがあるなら、パレート分布系つまり時間にそっていつまでも尾を曳く(longtail応答)ですね。いまどきの数学でいうならフラクタルメカニズムあるいは、べき乗分布系ということになります。一方、物理対象系が中心の制御工学系では指数分布そしてガウシアン分布であります。前者を記憶系、後者を無記憶系と区別しているようです。ところが、この発見は、不可逆過程として細胞がいったん筋細胞に成ったのが、刺激によって、初期化され、もとの幹細胞的にもどる。つまり可逆過程をとる。一旦無記憶系にもどるようであるが、記憶系として復活するというものですね。困難な環境に、適応していく、つまり人間の器官は、まだ進化するということであるなあと、改めて興味を感じます。養老先生が一刀両断で否定されましたが、若いひとの感性というのはすごい。人間の意識そのものが、injury induced Mustle derived Stem Cell like Cells 的な創造的頭脳発現の可能性さえも、連想させます。少々 脇道にそれました。少し丁寧に読みます。ありがとございました。

どこかで似た話があったなあと思っていましたら、先日の隅井先生のAuto Fagyを思い出しました。古い細胞のタンパク質を新しい細胞の栄養源としていくというのと、隣り合わせのようにおもいました。怪我をして死にゆく体細胞が新しい体細胞に、なんらかの信号をあたえて、可逆的に幹細胞もどきになる。肋骨を折ると損傷した骨部分は自然に消滅して、もとの肋骨に全体として修復されるというのを読んだことがあります。
荒井
返信する

コメントを投稿

自然科学と工学」カテゴリの最新記事