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北海道の自然、そして子どもの育ちと虐待について

忘れられてゆく北見峠-北見峠をめざして 8

2009-07-24 | ”囚人”道路を訪ねて




しらかばロードの看板からほどなくして北見峠に到着した。
ガランとした駐車場には、なぜか暴走車のタイヤの跡が。


右側から、トイレ、売店、休憩所、があったと思われる跡。
トイレもすでに閉鎖されている。




白滝村周辺の観光案内板。


地図上紺色の直線が、高規格道路。
高規格道路の開通で、北見峠の交通量は激減した。
事実、私が午前4時から午前10時ころまで自転車で走っている間に出会った車は数える程度だった。
白滝村にとっても悲願であっただろう高規格道路の開通が、北見峠の利用者の減少をもたらしたとすれば、それはやむをえないことだったのだろう。
遠軽町白滝だけではなく、上川町でも、高規格道路開通に伴いドライブイン・食堂などの利用が激減したという。
高規格道路という隔離された道は、沿線地域と旅行者を遠ざけてしまった。
旅行は、もはや線ではなく、出発地と目的地という、点にしか意味を見出せないものになってしまったのかもしれない。













白滝村案内図は、白滝村の以前の楽しげな姿を教えてくれる。


そのような駐車場の旭川側の広い一角に、北見峠の囚人道路の『慰霊の碑』が建てられていた。


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