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ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

東京ぶらぶら歩き

2017年05月07日 11時57分34秒 | ハチパパのひとり言

                                東京銀座 GINZA SIXと歩行者天国

明治座の歌舞伎チケットをいただいたので、ちょっと早めに自宅を出てカミサンと東京散歩。

自宅近くの地下鉄駅から京急上大岡、新橋経由で銀座下車。4丁目交差点に出るとそこは歩行者天国で人がいっぱい。

まずは先月20日開業のGINZA SIXへ行くが、エスカレーターは2列満杯で各フロアも人人人。6階レストランで昼食をと思ったが、どこも長時間待ちの状態。すぐに諦めて隣の銀座ライオンで食事することとした。

外へ出て銀座ライオンのすぐ近くにニコン銀座サロンがある。カミサンを誘って入ってみることにした。今月の写真展は写真家高田恵さんの、「まだ(still)」というタイトルのフィルムによるモノクロ写真展。連続写真で組み写真を構成した現代の風俗写真というか、社会派カメラマン躍如という感じ。

7年前に、ここ銀座ニコンの2階で10枚程度の仏像写真展をやったことがある。その時に企画の人を紹介してくれて、銀座か新宿のニコンサロンで仏像写真展をやってみないかと打診されたことがあった。その時は郷里浜松で仏像写真展をやることになっていたので実現しなかったものの、一度はここでやってみたいと今でも思っている。

お腹が空いて銀座ライオンに入るが、案内されたのは4階のフロア。普段は夜のライブにだけオープンしているところで、土日の昼間に食事ができるとのこと。

外はもう夏日で汗をかいたこともあり、まずは生ビールを注文。カミサンと大ジョッキを分け合って喉を潤す。食事は角ステーキと牛ガーリックピラフ。老舗らしい昭和の雰囲気がするレストランで、銀座の食事をゆっくり楽しむ。

明治座の歌舞伎開演時間は午後4時、まだまだ2時間弱あったので地下鉄銀座線で浅草へ足を延ばす。雷門からずっと人人人、線香を買い求めて焼香し、本堂で慌ただしく日々の感謝と家族の健康祈願をする。

地下鉄都営線を乗り継ぎ、浜町下車。A2出口のすぐそばが明治座。開演30分前に指定の席につく。1階6列目の41番42番席で舞台に向かって右寄りの席であるが、歌舞伎役者の顔を間近に見られてよかった。演目は片岡愛之助主演の「南総里見八犬伝」。

「南総里見八犬伝」は、若いころ映画で見た記憶がある。その時の主演は確か東千代之介であった。パンフレットに書かれた説明書きによると、曲亭馬琴が1814(文化11)年から30年近い歳月をかけて書き上げた98巻・106冊に及ぶ江戸読本を代表する作品で、時は足利時代。里見塚の息女伏姫は、敵方の呪いから犬の子を身籠って絶命すると、里見塚も滅びてしまう。伏姫の血を引く男子たちは散り散りになっていたが、それぞれが所有する仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字が浮かび上がる不思議な玉に引き寄せられ、八犬士となって里見塚の再興のために力を合わせ・・・とある。

歌舞伎を見たのはいつだったか記憶にないぐらい前のこと。今回、たまたま招待券をいただいたおかげで迫力のある舞台を楽しめた。高齢者も多く観劇されていて、たまにはこういう時間をカミサンと過ごすのもいいものだ。29/5/6

 

 

 

 


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