
時々本屋で買い求めている月刊誌のひとつにPHPがある。こころに響くことばの数々に感銘を受けることが多い。
5月号は創刊70周年記念号とあり、通巻828号にもなる。わずか110頁で定価は205円と超安いが、中身は濃い。
今回の特集「好きなことして生きていく」に目がとまり即購入。大竹しのぶ、八代亜紀、假屋崎省吾、田村セツコ、飯間浩明、和田秀樹の諸氏が寄稿している。
とくに大竹しのぶさんの「目の前のことを、無我夢中に」がよかった。「人生は感情豊かなほうが面白い」「やり続けることが力になる」などのサブタイトルで、彼女らしい生き方のことばに共感。
明石家さんまとの離婚とか、そのときの娘でタレントのIMALUのことが話題になるが、とにかく彼女は芯の強い女優だと思う。デビューから40年以上たって、いま「この仕事が好きですか?」聞かれたら、はっきり「好き」と言えるという。
IMALUを出産して休んでいたとき、「芝居がしたい!」と強烈に思ったらしく、演技をしない日常が、まるで体中の細胞をふさがれたようで、息苦しかったと書いてある。このあたりもさんまと離婚した理由のひとつと推察される。
大竹しのぶさんのように、好きなことをことをして生きていくことが出来たら、人間幸せな事かもしれない。
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