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鎌倉日記42・・・鎌倉彫会館から宝戒寺へ

2019年01月28日 15時33分18秒 | 鎌倉日記

               鎌倉 宝戒寺 何の花?

昨日とは打って変わって風もなく穏やかな一日、鎌倉駅に着いてまず鎌倉木彫会館を訪ねる。会館のギャラリーに展示されている、同じ町に住むYさんの作品を見る。そこでYさん主宰の「喜彫会」40周年記念展が、今年3月にあることを知り、また来ようと思った。

日曜日の鎌倉は、相変わらず観光客で賑わっていた。小町通の雑踏を通り抜け、鶴岡八幡宮から宝戒寺へ向かう。学生の団体が受付の列をなしていたが、お先にどうぞと先に入らせてくれた。

本堂では侘びさびのような雰囲気に浸りたいので、学生たちがいなくなるまで境内を散策、殺風景な石畳をゆっくり歩く。無患子(むくろじ)の木を見上げると、真っ青な空に向かって末広がりのように枝を伸ばしているのが素晴らしい。

冬枯れの花がカタチを残したまま、風情よく佇んでいたが花の名前はわからない。スイセンの小さな花が、木もれ日を浴びて可愛らしかった。リュツクからコンパクトカメラを取り出し数枚撮る。薄紅色の山茶花の花びらも、寒々とした落ち葉の上に散りばめられていた。

本堂に上がると必ず本尊の地蔵菩薩にお詣りする。線香を立てて賽銭を納め、他の参拝者の邪魔にならないよう戒壇の隅の方で般若心経を口パクで唱える。最後は地蔵菩薩のご真言「オンカカカビサンマエイソワカ」を3回唱える。右肩の痛みがなかなか治らないので、左手でさすりながら治癒を祈願する。31/1/27

 

 

 

 



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