鎌倉 浄智寺 布袋尊
三世仏
戸塚駅より横須賀線で二駅目の北鎌倉駅で下車。鎌倉五山第四位の臨済宗円覚寺派の寺、金宝山浄智寺を訪ねる。
浄智寺が建つ北鎌倉のあたりは、鎌倉時代に禅宗を保護した北条氏の所領であったので禅寺が多い。山を挟んで隣に東慶寺、その向かいには円覚寺、それから十分ほどのところに建長寺がある。
ここ浄智寺には木造三世仏坐像が祀られており、向かって左から阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来が坐して、過去・現在・未来の時空を表している。
境内の隧道を抜けると、洞窟に弥勒菩薩の化身といわれる布袋尊が祀られている。お腹がぽっこりと膨らんでいて、参拝者が手で触っていくのか黒ずんでいるが、なんとも福与かで愛嬌のある顔をしている。
たまたま買ったばかりのジャンボ宝くじ10枚を持っていたので、それを布袋さんのお腹に当てて高額当選を祈願した。相変わらずの金銭欲に、布袋さんも苦笑いしているように見えた。
午後遅めの鎌倉散歩だったこともあり、浄智寺のみ散策して帰途につく。あとひと月もすると鎌倉各地ですばらしい紅葉がみられる。私の鎌倉日記はまだまだ続く。
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