ひだまり

あなたの心に暖かいおひさまの光がさします様に

明るいニートから明るい会社員へ

2018-02-04 16:43:53 | 第六章・螺旋状に上昇する意味


我が家の朝は、息子の出社から始まります。一昨年は、車を買いました。愛車に乗っての毎日の出社が、日常になっていました。

昨年の暮れから、その日常の光景が変わってきました。

10年近く、部屋に閉じこもっていた明るいニートは、アルバイトを始めました。近くの自転車販売店でした。その店の若社長さんは、息子のような子供たちが、働ける環境を作ることに力を注いでいたらしく、社長さんも奥さんも良い方で、息子に仕事を教えてくださったようです。その自転車販売店を、退社する時に高い自転車を買って、時々乗ってはどこかに出かけていましたが、それも何時しか、玄関の横に置かれたままになっていました。

ゴルフを、始めるのかと内心うれしく思っていましたが、頂いたゴルフセットは、倉庫の中にこれも置かれたままになっています。

ある日、30万円するという、自転車が息子の部屋の中に置かれるようになりました。それから毎日、玄関の横に置かれていた自転車で、会社に出かけるようになりました。
まだ、私に対して反抗期の息子は、主人だけに話をしていますが、主人から聞いた話では、自転車レースに出て、大変な思いをしたそうです。

それで毎日の自転車出勤となったようですが、心なしか少し体が引き締まってきているように感じます。

昨日は、主人と話しながら、どこそこのスーパーが、半額で安かったと私に伝えているような内容に、思わず微笑んでしまいました。

会社に勤め、自分の稼いだお金で、生活できるようになった息子を、私は今誇らしく感じています。  息子を信じて待って良かったと心から思います。

息子の行動を、体験の解釈を変えて、辛さではなく成長の過程だと思ってきたことが、実を結んだようです。まだまだ、中年のおじさんの、反抗期は続きそうですが、此処で挫けることなく、明日に向かってファイトです。


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