ひだまり

あなたの心に暖かいおひさまの光がさします様に

夏の終わりに

2010-08-28 18:54:39 | 第三章・無意識の世界
8月の初めの土曜日に治療のため天神に出かけました。

治療を終えて折角福岡の天神に出かけて来たのだからまた一つ何かを見たいと思い先日映画を見たときに気になっていた“借りぐらしのアリエッティ”を見ることにしました。

主人公であり小人のアリエッティは生きる希望を少年に与えたのだと私流に解釈し満足した思いで高速バスに乗りました。

大分道に入る頃には眠ってしまい目が覚めるともう高速をバスは下りていました。途中40分ほど遅れまた市内は祭りの為終点より手前で降りることをその時バスのアナウンスで知りました。

大分七夕まつり(夏祭り)は毎年第一週の金、土、日と大分市中心部の商店街の七夕飾りとイベントがあり1日目は府内戦紙“ふないぱっちん”(ぱっちんはめんこの大分方言)2日目は約2000人参加のチキリンばやし(おどり)3日目は納涼花火大会と行われています。

その日は2日目のチキリンはやしが終わり市内各神社の御神輿を氏子さん達が担いで歩いていました。生まれて初めて神社の神輿をみてなんともいえない感動が、湧き上がりつい最後まで見てしまいました。結婚式でお世話になった春日神社、娘達のお宮参りでお世話になった長浜神社(女の神様)氏子さんたちの威勢のいい掛け声と共に舞うお神輿とお神楽の面々など私も興奮してしまいました。

先日のお地蔵さんに手を合せるご夫婦、そしてお神輿私の奥深く眠っていた何かが、私の心を惹きつけたのでしょうか。

日本人として生まれ育った神仏への深い何かなのでしょう

(ウィキペディア・パノラマ大分参照)


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大事に思う心

2010-08-25 10:05:29 | 第九章・愛
大阪往復の旅は、流石に疲れました。毎日ゆっくりと過ごしていたのですが、暫らくして寝込んでしまいました。

昨日、夜明けの美しさに気分も良くなり久しぶりに土手の一周の散歩に出かけました。

ビルの合間から昇ってくる朝日の美しさに暫らく見とれていましたが、ゆっくりと歩いて川の景色すれ違う方々との挨拶を楽しみました。

病院の先生に散歩も控えるようにと指示をうけプールのみの歩きでしたが、やはりこの土手の散歩は私にとって憩いの時間なのだと思いました。

橋を渡り家の前まで来ると我が家とマンションに隣接しているお地蔵さんの前にご夫婦か、立っておられるのが見えました。

私達が引っ越してきた頃、へび騒動があり隣のマンションにもへびが出たのかある日草ぼうぼうとなっていた部分をコンクリートにしたのですがそれからもお地蔵さんのお世話する方が無く荒れてきていました。お地蔵さんにかけていた布も破れて気になっていました。

そのご夫婦に話しかけると布をかけ替えているところでした。可愛い水玉の真っ赤な布、こちらまで清々しい嬉しい気持ちになりました。

「皆さんには話さないでね」と優しく笑って帰られたご夫婦をみて

新しい友達を見つけた。と思わず心で叫びました。



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突然の出来事から

2010-08-20 19:18:14 | 第四章・愛とゆるし
翌朝、三崎港まで車で走りそこからフェリーに乗ることになり出発しました。

三崎港までの道のりは長く途中から口喧嘩が始まりました。この頃私のほうが口達者になったのでその後はご想像にお任せして家についた後も暫らく主人のご機嫌は直りませんでした。

主人の思いは折角私の為に好きな場所に連れて行ったのに何故そのように言われるのか心外だと言う事のようです。でも私にはその優しさが伝わってこなかったのです。

若い頃も良く喧嘩しました。その主な原因は私を大事にしてくださらない。という理由が大半でした。

この生き甲斐の心理学を学ぶうちに愛の原型の違いからくる寂しさだったのだと理解することが出来るようになり少しずつ喧嘩の度合いも変わってきました。

昨年ある出来事で人生最大の挫折を主人は味わいました。そのことが家族との絆を深め今は良く話す明るい家族へと変わってきました。

家に着いて私が、悪かったと謝り怒りも収まったのでしょう、この頃幼い頃の思い出話を家族の者に話して楽しい時間を過ごします。その話の途中で主人のやさしさ暖かさが私に伝わってきました。

私の数少ないと思っていた愛の原型、その一つに主人の優しさ暖かさが加わったのだとその時気が付いたのです。

ものの見方が少し違っただけなのに幸せな気持ちになりました。

ありがとうおとうさん。

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突然の出来事 2

2010-08-18 11:01:12 | 第二章・五感と体感
私達夫婦の宿泊のため大掃除をしてくださった部屋でゆっくりと夜中まで話、翌朝午後3時からの面会時間だとのことでその間にまた伊勢神宮へと主人は私の頼みを聞いてくださり出発しました。


生まれて初めてテレビで見る高速での最長7キロの渋滞を何度か経験しトイレの苦しさも味わいました。

思ったより遠いお伊勢参りでしたが、大分の消えゆく民話の中の屁ひりおなごを思い出しながら(大分の消えゆく民話参照) 緑深い境内をゆっくりと歩き静かな祈りのときを過ごしました。

大阪往復は思った以上に時間が過ぎ、そのまま明石海峡大橋に向かいました。あいにくの天候と夕暮れ時が重なって良く見ることは出来ませんでしたが、新婚旅行以来の2人旅で主人が私に見せたいと思っていた橋を通ることが出来ました。

主人の心遣いを有難く思いながら宿探しを始めましたが、お盆という時期もあってか見つかりませんでした。大分の娘に頼み徳島に一部屋だけあるとの事でそのホテルに予約し到着しました。偶然にも阿波踊りの最中でホテルの両隣が、会場でした。

遅い食事をどこかでと思い会場を通り過ぎようとしたのですが、主人が見たいと言う事でチケットを買って中に入りました。

観始めたときとても綺麗なお姉さまがいて見とれてしまいました。後の紹介で国会議員の奥様でご夫婦そろっての参加のようでした。本当に綺麗でした。

阿波踊りも心に残るほどすばらしくその美しさに心奪われました。

また来たい。

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突然の出来事 1

2010-08-17 09:51:08 | 第二章・五感と体感
先日、主人から夕方「姉さんが今日熱中症かと思い自分で近くの脳外科に行き脳の血管に動脈瘤が出来てそのまま入院で明日手術だ。」と電話がありました。

明日は墓掃除の予定を大阪から帰ってきている主人の一番上の姉との約束がありこれから大阪に向かうのは無理なので手術の様子を見ることにしました。手術も無事に終わったと連絡を受け墓掃除のあとフェリーで出発することになり予約を入れると個室1つだけ空いていました。

台風の進路に向かう形になったのですが、お盆の帰省ラッシュ其の時に2人乗れる事が出来て本当に良かったです。海も荒れることなく台風も過ぎ去った後に大阪に着くことが出来て感謝の心で一杯になりました。

主人の姉の家に向かうことにしたのですが、昼頃までに来てくださいとのこと朝早く着いたのである修道会のシスターにご挨拶に伺いそれから奈良の法隆寺に向かいました。

そこである家族の方たちのお話が、耳に入ってきました。お父さんだと思うのですが「あなた達、ここを13時に出発する事分かっていますか。」その何気ない一言が、とても印象に残りました。

実は我が家その反対に行き当たりばったりの旅行でこれまで何度となくそのことで主人と喧嘩になっていたのですが、私はその方がとても楽なのだと気がつきました。

そして集中治療室の姉と面会してホッとしている主人と共に主人の姉の家に向かいました。 

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