日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

台風14号後の田んぼ

2005年09月10日 | 引っ越しな日々
田んぼは、夏の青い稲穂から、実が熟し、頭が垂れ下がり始めていました。

こちらは、本格的に上陸する前の、
風だけが激しい時期から、
もう、目が釘付けでした。
家の前にも裏にも
ちょっとした田んぼあるので、
少しだけベランダから眺めるつもりが、
しばらくじーっと見ていたり、
ポストを見に行った帰り、
ドアノブを持ちかけて止めて、見ていたり。

ゴールデンレトリバーの毛並みを溺愛して、
ナデナデされているかのごとくの、
稲穂の揺れ。

「気持ちはわかったから、もうやめてー!」
と、言っているみたいな揺れっぷり。

木々の揺れとかと違って、
面積で見る風の激しさとでも言いましょうか。
見たことがないといえば、嘘ですが
(テレビや映画とかでは見た気がする)、
ライブで見たのは、初めてだったな。
迫力がありました。

で、台風後見てみると、
やはり、自然の猛威に溺愛されすぎて、
根元から、傾いている稲穂の群れもありました。



借り入れの時期まで、踏ん張って、
実ってほしいです。



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2 コメント

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実るほど頭の垂れる稲穂かな (稲本)
2005-09-11 11:05:02
五月、あおあおとしていた苗が、こうやって、オトナの色気(ハァ?)を帯びてきて、どんどん実っていくわけですね。

そして、秋には美味しそうな金色に…(涎)。



田圃のうえを渡ってゆく風のきもちよさげな表情といったら、たまりません。

ゴールデンレトリバーのくだり、なんて的確な喩えなんでしょう!

それだそれ!

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ゴールデンレトリバー (いなだっち)
2005-09-11 11:27:44
よかった~。わかってくれる人がいて。

ゴールデンレトリバー(笑)



夫に話したら、

「なにが溺愛って?」

「田んぼが、ゴールデンレトリバーのように」

「え?なんで、そこで犬が出てくるの?」

「だから、稲穂の揺れてる感じがね。

こう……風が手になってて、なられてて……」

「それは溺愛?」

と、迷路のような会話になって、

自信喪失してましたから(笑)

歌にするのを断念して、

文章に入れてみましたって感じ



私の筆名の由来の風景でもあるので、

すごく、マメに見てしまう。

完全に黄金色になったら、

また写真でアップしたいです。
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