日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

ニガウリ

2005年08月16日 | 引っ越しな日々
田舎の愛媛県に帰っていた両親が、
立ち寄ってきた。

素晴らしい。明石海峡大橋。

香川県の高松あたりから車で約一時間半で、
来れるだなんて。

     ★

焼肉を準備していたのだが、
それに加えて、母が「これも焼こう」と
お土産の中から、
ニガウリを出してきた。

ニガウリ……最近ではゴーヤーと呼びますな。

私は子供の頃から試しに食べさせられてたので、
苦手だとわかっていた。
父もどちらかというとダメ。

夫は食べたことがなかったらしい。

母のターゲットは夫となる。

夫のお皿の中に、母がニガウリをポンポン入れる。
父が気の毒になったのか、

「おいしかったら、自分でとるやろ」

といって、母の天真爛漫をさえぎった。

ようやく夫も、

「……こ、好んで食べようとは……あまり……」

と、なんとも申し訳なくつぶやいていた。

母も夫も少しかわいそうになったので、
私も少し食べた。

内側の白い部分をちゃんと取ったり、
ゴーヤチャンプルーになれば、
苦味感じないと聞いたけど、
きっと夫の中には、苦手意識がインプットされたに違いない。

今度、私が気まぐれに、
ニガウリ関連の料理を出したら、
こんなもんじゃ、すまないんだろうなぁ。

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