だいぶ涼しくなったけれど、まだ暑いので今朝も7時からお仕事開始です
今日は預かり訓練をしているダックスを連れて、チワワのお家に行ってきました。
この2頭の共通点は「吠える」
家に人が他人が来ても、家族でも吠えるときがある
いつ呼吸しているんだろう?と疑問が湧く、くらい吠え吠え
対面したらどうなるだろうと楽しみでした。たまたま通りすがりの
クッキーちゃん(パグ)も混ざって触れ合ってます
静止画だからではなく、現場も静かなものでした。
始めはお互いに緊張していましたが、一緒に歩けるようにまでになった
ただ犬が2頭歩いてる写真に見えると思いますが、困っている飼い主さんからしたら
自分が連れていて、吠えない歩いてる側にいる夢のような瞬間永久保存版のシーンなのです。
犬がこんなに至近距離にくることは前代未聞の大ニュース(笑)
レッスン中に5分前、10分前、さっきまで○○だったのにどんどん歩み寄れる、急激に進化していく・・・。
どうして、こんな事が起こるのでしょうか?
限界を越えたから
割合としては、人4:6犬 (10をMAXとした場合)
これは犬だけが頑張ったということじゃない、人が越えた量よりも犬は多く越えてくれるもの
それを数字で表しただけ。プラスあれだけ(お見せしたいくらい)吠え吠え吠えだったのが4くらい飼い主さんが
挑んだだけで、そう「毎日こうだったらいいな~」という状態にかなり近いところまでいけた。
今までやってなかった方法を行動として試してもらったり、生活を変えたり、やめてもらったり、細かく書けば色々やった
けれど、余力がまだ6もある
みなさんは妄想しますああなったらいいな~、っていうときは、まだ現実じゃないから頭・心で空想してる現実として目にはしていない状態。
それが今日、肉眼でみられた4の力を出しただけで!!
新しいことをやる前、はとくに上手くいかないイメージに心身支配されやすい。
「見るまえに飛べ」って言葉があります。「石橋を叩いて渡らない」でもいいけど
変化が欲しい時に奮起する方法「今までやったことが無いことをやる」
今回の場合はリードをゆるめるだった犬に向かって吠えてしまう、だから飼い主さんは紐を短く持って緊張した状態だったんです。
だから、それの反対をやってもらったそれだけ?って言われそう(笑)、はいそれだけです他にはタネありません。
やってた事を止めるって実は結構大変なんですよ。もうちょっと補足すると
ゆるめる=信じる
今まで、もれなく吠えていたのに、
吠えない、吠えないかも知れないって先に思ってもらう、結果の先取り
をしてもらう。これは4って表したけれど、飼い主さんとしては9か10くらい大きなことだったはず。
やってダメだったら・・・もう失敗したくない、感情があったはず
それでも頑張ったそれに犬が応えた。
今日はいつもと違うな?ならこう動いてみるか!と犬が考えた
考えたから吠えるのが止まって褒めてもらえた
こうなれば、この繰り返しをして本物(今はまだ仮縫い)にして行けばよい
キッカケが、中々ご自身だと作れない、そりゃ、そうですよ、吠えて犬に向かっていくのにリード緩めて見ようと思わないもん
今回は教えて出来るようになったというより、元々が出来てたんだと思います。
犬に考えさせる本来のスタンスにしたら、3歳で開始早々に、得られた結果でしたから
喧嘩したらどうしよう、吠えて迷惑かけてゴメンなさい、って人間の不安・未知への恐怖が
本当はできること、望めばすぐに手に入ることを遠ざけてしまっていた・・・。
しつけ以外でも良くあること
犬を飼うって人生の縮図を見せてもらうことにも繋がっていると私は思います。仕事上は犬に教えていますが、教えてもらう事の方がはるかに多い
犬のしつけ、の考え方、行動は人生で行き詰まった時にも有効です犬にだけでなく色々なものに当てはめて応用して頂けたら、これ以上嬉しいことはない
犬との生活を楽しむ=自分を楽しむ
自分が楽しけりゃ犬も楽しい、と言い変えられる。だから日々自分を喜ばせて生きるを楽しんで行きましょう
だからトレーナーが犬から教わって、飼い主にそれを教える。
吸って吐く。
呼吸のようなお仕事ですね!
(上手い事言えたでしょうか?笑)
おお革命的じゃん
吸うが犬から情報をもらう、私が教えてもらうで
はく、がオーナーに私が話して伝える部分だ
上手いルルママから座布団3枚もらって