
犬の相談は飛びついて仕方がないという内容ですが、
来た方が「この子がダメなんですからかったり、走り回ったり、吠えさせるような事をわざとするから・・・
」
とおっしゃっていました。
私は犬の相談内容よりも、子供が側に居るのに「この子がダメなんです」を
連呼することのほうが気になって気になって
仕方がない~
お母さんとしては、我が子だからこそ、良くなって欲しい、直して更に良くなってくれたら
という想いから厳しい発言になりやすい、細かい部分まで注意したくなる、そんな気持ちがあるんだと思う。
幼い子供には見えない部分
話ながらも、相談者の様子(行動)をみていると
犬と子供が静かにしているときには何も言わない、OKのOまるゼスチャーもない、見えない+無反応
犬が吠えたり、子供が飛び跳ねたりすると、「ダメ」と×は口に出して言う、椅子かた立って行動を止めさせようと自ら動く、見える+解りやすい反応
う~ん、これだとダメってことしか犬も子供も理解できないだろうな~
って思いました。
注意するのって先にも書きましたが、どうなって欲しいという願いがあるからなんですよ
でも、言動は相手に願いから遠くなる事が印象に残る事が多い・・・
あれやったらダメ
を、こうしてみない
に変えてみませんか!!
上記は、犬の相談を伺って提案させてもらった言葉です。
「こうしてみようよ or こうしてみてくれるかな?」
言葉は言いやすいものに変えてもらったらいいと思いますが用はダメよりOKな方を強調する
どうしたらOKが出るかどうか犬と子供は知らないんだもの知らないことは、当然出来ない!
相談に沿って言えば具体的に「人さし指で頭を一回だけ撫でる」を飼い主さんにやってもらいました。
そうしたら犬が飛び付かない、嬉しそうに人の顔を見上げていた飼い主さんも嬉しそう
そうそう、今の感じ!○○
ちゃんも嬉しそうですね
こうすればいいんだ~、こんな顔見た事ないです。すごい~
試してくれたから見る事が出来ました。今のすごく良かったのでお家でも試してみて下さい
解りました。やってみたい、やってみます。
こんな会話をしていたら側にいた子供が人さし指で犬の頭を撫出ていたんです
おっ早速やってくれてるんだ、有難う。ママがやってたの良く見てたね~上手じゃん
と口に出して拍手しながら伝えたら無言だったけど頷いて満面の笑みを返してくれた
嬉しいってより感動体験を私の方がさせてもらったわ!!!!
子供ってスゴイ小さい犬だから面積の大きい大人の手のひらを使わないほうがいい、だから「指で撫でる」と
言った、だから子供が触るぶんには手の平で良かったんだけど(笑)そんなことは、どうでもいいの
私はママの満面の笑みが見れる行動を
犬を通して子供が実践してくれたことが何よりも嬉しい素晴らしい尊敬だな~って
泣けてきます
イイネと伝えるだけで、一人が嬉しいって気持ちになるだけで、こんなにも影響力が生まれるんだ
この影響力が何度も繰り返されると花丸となって自信が生まれるんじゃないかな?
自信が生まれるプロセスみたいなものを感じて心に響いています。
私には子供いませんが、子供のしつけにも言えることなんじゃないかな?と思います
大人の人間関係でも言えますね
飼い主さんに「大きな声だしたらダメ、走ったらダメは解りました、では、どういう行動を、お子さんがしたらいいかを私に教えてください」
と尋ねたところ・・・しばらく考えて「とにかく騒がしくしなければ、なんでもいいです」と答えてくれました。
ご本人も、良くなって欲しいけれど、どういう状態・行動をして欲しいって具体的なイメージはあまりなかったようです
注意は慣れているから簡単なのかもしれませんね。
犬だと「何度教えても出来ないんです」という時は、たいがい理解しにくい方法を連打されている事が多い
何に対しても、続けて上手くいかない場合は変更することが大事。文字でみれば当然、渦中にいると当然が見えにくくなる
話を振り返ると、こんなことが起きていたように感じました
今回は、たまたまママさんでしたが、どの役職でも性別でも年齢でも「起こりうる」こと
犬をみて自分を振り返ろう
という事で今から5頭しつけのお仕事してきま~す
夜は一人反省会かもなんて、やる前からネガティブ(笑)さあ、いくぞ~
そうそう、子供(の方かよ!)には叱るのって楽なんですけど、そのあと褒められる事を見ても褒めないんですよね、親って。
結局しつけで叱ってるんじゃなくて、感情で叱ってるから切り替えが出来ないんですよね。
僕は、「叱る人」「褒める人」を演じろって言うんですけどね、感情で叱る・褒めるをやると反対に切り替えるのが難しいんですよね。だから演者となってやると、悪かったら叱れるし、次の瞬間に良くなれば褒められる。
ブヒヒヒヒ
あはは自分に使うのは撫ぜ撫ぜが好き、なので分けたよ
なんでブヒヒ?今日もツッコミ所満載だね
叱った後に、子供が褒められる事をしてることって多い
「感情で叱るから切り替えられない」って核心ついてるな~
感情が全てを締めてしまうと目を曇らせる事になる気がする。
死ぬか生きるか!?緊急事態のときこそ「助けたい想い(感情)は熱く、頭(思考)はクールに」って言葉があるけれど、行動と想いのバランスの取り方って大事だね~
あっ自分を棚上げして書いてます(苦笑)
ではっ
素直な子なんだから正しい方法を教えてあげればちゃんとやってくれそうだったね。
お姉ちゃんは無関心だったけど
お母さん日ごろからダメしか言わないんだな~って私も感じた。
子供はただ遊びたいだけでとっても可愛がってるようにみえたよ。だからそのこと自体が悪いとは思わなかったです。
あのガチャガチャした状態が普通ではないんだってこと、理解してくれてるといいんだけど…
お姉ちゃんの年齢だと、その場でやってみるのが恥ずかしかったりするのでしょうか?どうだったんだろうな~。
可愛がろうとしてた、してた!方法が犬には合わない状態だったけれど、実践してくれたときの犬が見せた本来の落ち着き、がお家でも定着してくれることを祈ります