知人の話で
「散歩中、大型犬の首輪が取れて友達の小型犬が噛まれてしまった」
と聴きました
縫うほどの大ケガだったらしく
相当なショックだったでしょう・・・。
怪我も心配ですが
今後の生活
これが一番心配
今は噛まれたばかりで
散歩に行ける状況でもない
治って初の散歩のとき!!!
楽しかった散歩が恐怖の時間となるでしょう
ちょっとの物音でビクつく
犬と出合い頭に会ったら、必要以上に驚く
こういう症状、犬だけじゃない
むしろ飼い主さんの方が強く反応してしまうものなのです
コレ一番こわい
・守れなかった
・またこうなったらどうしよう
・先に追い払えばいいのでは
・どうして、こんなことになってしまったのか
・あの時出来ることは無かったのか・・・
・トラウマ作ってしまったゴメンね
など不安と悲しみが渦巻いている心は
犬にも伝わるのです。
残念な相乗効果にならないために
無かったことにして、今までと同じ生活をする
のがポイント
人間だけなかったことにできたと仮定して(すぐには無理です)
犬も怖がるなど反応します。
その時の対応として
怖いと思う対象が通り過ぎるまではストップしてあげるなどは
「保護」
「大丈夫」とか「抱っこして、みえないように背を向ける」とかは
「過保護」
必要以上、過剰に守りすぎると「怖いものがいつまでも怖いまんま」
記憶を上書きするチャンスが得られないのです。
過保護を思わずしたくなるのは
飼い主さんの心が悲鳴を上げているから
早く立ちなおろう!としなくていいので
まずは、ご自身のメンテナンスをしっかり行ってくださいね
話がズレますが
保護犬を迎え入れたかたも
「今まで辛い環境だったから我が家ではイイ思いさせてあげたい」
という気持ちから手厚い扱いをしすぎてしまう・・・
結果、過保護になって扱いにくくなってしまうケースが多いのです。
里親になってくれただけで、愛情おつりが来ています
今の場所で安心して生活できる、最後を迎えられることが
犬にとっても幸せ
「過」と「保護」を分けてみてください
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