アントニオ猪木と一休

2007-07-08 11:00:22 | Weblog
アントニオ猪木がリングに上がって、試合に臨む時、
朗読する『一休の詩 道』というのが話題になっている。

    道
  この道を行けば どうなるものか
  危ぶむなかれ  危ぶめば 道はなし
  踏み出せば   その一足が 道となる
  迷わず行けよ  行けば分かるさ 

というもので、ある著名な書家が色紙に書いて額にいれ、
私にプレゼントしてくれた。玄関に架けてあるが、
どう見ても、室町時代の禅僧が作る詩ではない。
私の知るかぎり、このような詩は存在しない。                                

ブログを見ていると、プロレスを引退して講演活動を行って
いる猪木氏、この詩の朗読でギャラ100万とか。
(私はさんざんしゃべって尺八吹いて、お布施1万円??)

そこなのだ!。猪木氏は、私より何百倍も一休さんを
世に知らしめているではないか。
猪木氏の百倍語っても、一人にも伝わらなかったら、
対価は0なのだ。                                                

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