風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

紅葉の風景 上高地

2018-11-09 | 信州
 長野県松本市、上高地の紅葉です。
 上高地の紅葉はカラマツが主体なので、10月中旬以降が見頃です。
 おおよそ、大正池から明神池まで歩いた順に並べてあります。
 20年近く前の10月下旬の写真です。

①大正池と焼岳。
 今はこの立ち枯れの木はほとんどなくなっています。


②初めて上高地に入ったのは1966年の11月初旬。
 人は少なく、2泊した安曇村営ロッジはガラガラでした。
 そのころの私のモノクロの写真を見ると、大正池はもっと広く、立ち枯れの木も多いです。
 大正池の畔でコーヒーを湧かしていた、有名な山岳写真家でナチュラリストの田淵行男さんとお話をし、コーヒーをごちそうになりました。
 カラマツの紅葉は終盤でしたが、陽光の中を煌めきながらカラマツの細かい葉が舞い落ち、まるで黄金色のシャワーの下を歩くここちでした。


③梓川の清冽な流れに人慣れたカモがたくさんいます。





⑤田代池。


⑥田代湿原からの穂高連峰。
 新雪が積もっています。
 かってはこの湿原に池塘がありました。


⑦明神岳。





⑨六百山。


⑩中央、三本槍岳と右、霞沢岳。





⑫田代橋からの梓川。


⑬河童橋下からの岳沢と穂高。
 この日は日曜日。
 河童橋付近は混雑しています。





⑮小梨の実。


⑯明神池。


⑰明神岳と明神橋。


⑱4時過ぎ、日が傾いた河童橋へ戻ってきました。
 五千尺ホテルと六百山。
 これから家まで帰ります。
 途中で夕食をして、家へ着くのは11時過ぎでしょう。

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