福井県勝山市、平泉寺(へいせんじ)白山(はくさん)神社の苔です。
この神社は国の史跡となっている広大な「白山平泉寺旧境内」の一角にあります。
ここへ行ったことのある知人から、境内の苔のすばらしさ聞きました。
また以前読んだ、司馬遼太郎の「街道をゆく・越前諸道」や朝日ビジュアル版のカラー写真で、この神社の苔の美しさは覚えていました。
いつかは行きたいと思っていましたが、折から梅雨、急遽思い立って、雨に濡れあざやかさを増した苔を写しに出かけました。
6月19日の写真です。
①②平泉寺白山神社の参道。
平泉寺は神仏習合の寺だったが、明治初年の神仏分離令により白山神社となった。
しかし、平泉寺の名のほうがよく知られているので、通称平泉寺白山神社といわれている。
参道脇もびっしりと苔。


③木によっては、幹の中ほどくらいまで苔に覆われている。

④⑤雨に濡れた石段を下り、御手洗(みたらし)の池に下りてみる。
この池は泉が湧き出、平泉寺の名の由来となった池らしい。


⑥ご神木。泰澄(たいちょう)お手植の杉とされている。
泰澄は霊峰・白山の開山の祖といわれ、役の行者のような山岳宗教家だったようだ。

⑦この神社から古代の白山への越前登山口があった。
ここではないらしいが、このような狭い登り口だったようだ。

⑧⑨雨に濡れ、雨を含み、ひときわ緑が深くなった苔。
参道は人通りも途絶え、静寂そのもの。


⑩⑪拝殿が見えてきた。
この鳥居の上には屋根があるがこれも神仏習合時代の名残りだ。


⑫~⑭拝殿のまわりは杉の巨木と苔の海。
木も土も石もすべて、柔らかく弾力性に富んだ苔に覆いつくされている。



その2に続く。
この神社は国の史跡となっている広大な「白山平泉寺旧境内」の一角にあります。
ここへ行ったことのある知人から、境内の苔のすばらしさ聞きました。
また以前読んだ、司馬遼太郎の「街道をゆく・越前諸道」や朝日ビジュアル版のカラー写真で、この神社の苔の美しさは覚えていました。
いつかは行きたいと思っていましたが、折から梅雨、急遽思い立って、雨に濡れあざやかさを増した苔を写しに出かけました。
6月19日の写真です。
①②平泉寺白山神社の参道。
平泉寺は神仏習合の寺だったが、明治初年の神仏分離令により白山神社となった。
しかし、平泉寺の名のほうがよく知られているので、通称平泉寺白山神社といわれている。
参道脇もびっしりと苔。


③木によっては、幹の中ほどくらいまで苔に覆われている。

④⑤雨に濡れた石段を下り、御手洗(みたらし)の池に下りてみる。
この池は泉が湧き出、平泉寺の名の由来となった池らしい。


⑥ご神木。泰澄(たいちょう)お手植の杉とされている。
泰澄は霊峰・白山の開山の祖といわれ、役の行者のような山岳宗教家だったようだ。

⑦この神社から古代の白山への越前登山口があった。
ここではないらしいが、このような狭い登り口だったようだ。

⑧⑨雨に濡れ、雨を含み、ひときわ緑が深くなった苔。
参道は人通りも途絶え、静寂そのもの。


⑩⑪拝殿が見えてきた。
この鳥居の上には屋根があるがこれも神仏習合時代の名残りだ。


⑫~⑭拝殿のまわりは杉の巨木と苔の海。
木も土も石もすべて、柔らかく弾力性に富んだ苔に覆いつくされている。



その2に続く。
すばらしい苔ですね。写真からは静寂としっとりとした空気が感じられます。苔がこんなにも美くしいとは。心やすまる写真を楽しませていただきました。
ここは、あまり人に知られていない苔の名所だと思います。
本などによっては、京都の苔寺に対して苔の宮ともいわれています。
静かな境域です。苔が世俗のもろもろの音を吸収してくれるからかもしれません。
明日も苔ばかり続きますが、よろしくご覧ください(^^)。
苔の緑ばかりでほかの色彩はまったくないのですが、シンプルでよかったのかもしれません。