風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

近鉄特急 その1

2017-04-26 | その他
 近鉄はJRを除く鉄道の最長路線網を持つ、私鉄のトップ鉄道です。
 近鉄特急は運行頻度、本数(1日約400本)も私鉄最大で、様々な特急車両を持っています。
 私はかってはよく近鉄特急に乗っていましたが、今は車移動になり、特急は踏切などで通過するのを見るだけになってしまいました。
 これまで近鉄特急をカメラの被写体として考えたことはなかったのですが、地元の身近な鉄道、近鉄の誇る多彩な特急車両を初めて写すことにトライしました。
 3日分の写真をミックスして使っています。
 2回に分けて掲載します。
 今回は「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」「ビスタカー」、次回は「しまかぜ」と普通の特急です。

①~⑩はアーバンライナーです。
 名古屋~難波、名古屋~賢島を走る特急です。
 この付近を走るアーバンライナーは一日、22往復です。
 なおこの「アーバンライナー」とか「しまかぜ」というのは、JRの「ひかり」「あさま」のような列車名ではなく、車両名です。
 まず先日「菜の花とコンビナート」でご紹介した鈴鹿川の鉄橋付近で何枚か写しました。
 塩浜~北楠間です。





③橋上を走る特急を写しながら気がつきました。
 鉄橋の太い橋桁が邪魔になり、列車の顔や姿が見えにくいのです。
 河川敷の菜の花や巨大な煙突とロケーションはいいのですが、列車が檻の中に入ったようで窮屈です。
 今ごろ気がつくと言うのが、初挑戦者の情けないところです(^^;)。
 後日改めて、列車の姿がわかりやすい場所でも、写すことにしました。


④橋上で普通の特急とすれ違いました。











⑧これがアーバンライナーの姿がよく分かる場所です。
 初めての場所ですが、地図を見て見当をつけて来ました。
 鈴鹿市の伊勢若松~千代崎間です。
 鉄道図鑑の列車のようになるのを、出来るだけ避けたのですが。


⑨アーバンライナーでもこの⑨は⑧や⑩と顔が違います。
 田に水が張られていて、水面に列車が水鏡のように映るのを期待したのですが、風があって水面が揺れていてそのようにはなりませんでした。





⑪伊勢志摩ライナーです。
 名古屋、難波、京都と鳥羽、賢島の間を走っています。
 この付近を走る伊勢志摩ライナーは一日、4往復です。











⑮ビスタカーです。
 二階建て車両を連結している特急です。
 この付近を走るビスタカーは一日、3往復です。
 急行列車とすれ違います。








 明日はその2です。

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2 コメント

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特急列車 (こだる)
2017-04-26 17:03:03
いせえびさん こんばんは~
撮り鉄に参戦ですね♪ 風景写真の巨匠、いせえびお師匠さんが
鉄道車両を撮るとこうなりますという、
鉄道ファンも必見のブログとなりましょう(^^)
そうでしたか、鉄橋は列車を隠してしまうのですね、
やはり後半の風景と車両が良く見えるのがいいですね!
これからのお写真も楽しみですね! 頑張ってください♪
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Unknown (いせえび)
2017-04-26 18:14:58
こだるさん、こんばんは。
以前の2回の名松線の撮影で、少しは自信のようなものがついたと思っていましたが、近鉄特急は初陣とはいえ、不満足な出来映えで、オソマツな撮り鉄です(^^;)。
名松線との一番の違いは、この名古屋線だけにしろ区間が長く、また沿線は人家などが多く、風景写真として絵になるポイントが少ない(分からない)ことでした。
私は事前に勘と地図とグーグルマップで後者の場所を探しましたが、帰ってから調べるとそこが撮影ポイントのひとつとされていて、驚きました。
ということは、この区間ではいい撮影ポイントがあまりないように思われます。
名松線では、新緑の山中を一両でトコトコ走るローカル列車という風景のイメージがあり、もう一度という気もしますが、近鉄特急ではそのイメージが今ひとつ湧いてきません。
またこの分野は、私の嗜好にも合いません。
ということで、その2を持って早々と撤収ということになりそうです(^^;)。
いつもコメントをいただきありがとうございます。
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