風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

熊野灘の風景 田原海岸・海霧 その1

2016-02-04 | 和歌山県
 和歌山県串本町の田原海岸(荒船海岸)の海霧です。
 

 厳しい寒波が続いたあと、天気予報を見て風のおだやかな朝になりそうなので、急遽、田原海岸へやってきました。
 予想通り田原海岸に海霧が発生してくれました。
 以前にも海霧ねらいで来たことがあるのですが、まったく霧が湧かず写真にならなかったことがありました。
 気象用語では、海霧は夏北海道などの北太平洋で発生する霧を指すようですが、田原海岸の海で発生する霧=海霧で定着していますので、私もそう呼ぶことにします。

①冬の冷え込んだ早朝、田原川の上流で発生した霧と冷たい水が、河口部で暖かい海水に混じり合って朝霧が発生することがあります。
 最近では、年に数回程度らしいです。
 今回は霧の規模もやや大きいようですが、画面に漁船や釣り人、海鳥などの姿がないのがやはり物足りません。
 話をした大阪の人は4度目の正直で見られたといっていましたので、写せただけでも十分に満足と思わなければいけません。


②橋杭岩のあとでこちらへ来ましたので、太陽は昇っています。
 以下、写真だけご覧ください。



































 明日はその2です。

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2 コメント

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田原海岸 (happu)
2016-02-04 18:12:51
田原海岸とは聞いた事もなかったのですが、紀州の温かい海にこういう霧が出る所もあるのですね。海面が黄色い温泉のように光っているのは驚きました。熊野灘の風景として拝見した所は、白浜や勝浦への社員旅行でも行った事があるのですが、季節や時間によって、このようにすばらしい景色に変わるようです。
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happuさま (いせえび)
2016-02-04 19:58:02
こんばんは。コメントをいただき、ありがとうございます。
私もずっと昔、慰安旅行で勝浦へ行ったことがあります。
また、家族や友人と車で紀伊半島を何度も走ったこともあります。
しかしそれらの旅行では、昼間走るのがほとんどで、橋杭岩の朝景色や枯木灘の夕景などは見る機会がなかったです。
ましてや田原海岸の海霧は、10年ほど前にやっと名前を知ったばかりです。
やはり感動するような風景は、早朝や夕暮れ、それと紅葉や桜などはピークの時期、また今回のような場合は厳寒の時期でないと出会うのはむずかしいです。
それプラス、運と偶然も要りますね(^^)。
慰安旅行で感動する風景に、私は一度も出会ったことがありません(^^)。
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