風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

ひとりごと

2019-05-26 | その他
 約1年振りにひとりごとをつぶやきます。
 私のひとりごとは自分のガンに関することです。
 私は一昨年6月、術後わずか半年で胃ガンが腹膜に転移し、進行した腹膜播種で、複数の医師から暗に余名1年以内と告げられました。
 今の主治医からはそのとき、私が強く問うたため「1年も2年も生きた人もいますので、がんばって行きましょう」と言われました。
 そのときは、やはりほとんどの人は1年も生きられないのかと思いましたが、その後、2年も生きた人もいるのかと、希望を持って治療を続けてきました。
 現在、2年たつのに私はこうして、非常にしんどくても楽しみながらパソコンのキーをたたいています。
 医師や看護師も驚くがんばりようだと自分でも思っています。
 抗ガン剤は7種類使い(オプジーボも8回使いましたが効果なしでした)、それにともなうさまざまな副作用やガン本体の痛みと苦しみ、そして精神的な悩みと戦ってきました。
 副作用はきつく、ガンの増殖を防ぐことはできず、また私に合ったそれに続く抗ガン剤がないため、4ヵ月前から抗ガン剤治療を断念しています。
 私のブログは「ガン闘病のブログ」ではないので、昨年以降、体調の悪さや痛みや苦しみを表に出さず「風景写真」や「音楽」を一日も欠かさず、続けてきました。
 今、終末期ガンです。
 時々襲ってくる痛みや苦しみに耐え、また非常に疲れた状態にあります。
 いつかは来るべき状態が来たとの思いと、まだまだとの思いが交錯しています。
 新緑、あやめなどはもちろん、近くの海へ写真を撮りに行くことさえもできず、もどかしい思いをしています。
 そのためどうしても、以前の写真を再構成した「想い出の風景」シリーズばかりになって行きますが、そういう事情のためご了承ください。
 このような状態がいつまで続くか分かりませんが、告げられた余命をすでに倍以上生きているため、しんどくても希望を持ってがんばって行きたいと思っています。
 ブログを続けることは今や私の大きな生きがいであり、喜びであり、また生きている証しでもあります。
 パソコンのキーをたたける限り、ブログを続けて行きたいと思っています。
 当面、以前見た写真も多いかと思われますが「想い出の風景」シリーズを続けてまいりますので、よろしくご覧ください。
 ひとりごとです、聞き流してください。
 なお、勝手ながらこの記事のコメント欄は閉じさせていただきます。
 

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