親子介護日記

入院している精神障害の弟とレビー小体型認知症、パーキンソン病の主人を介護しています。

婆ちゃんの居場所

2013年03月10日 | 介護日記
おはよう御座います

黄砂の影響で車は砂ぼこりだったから

昨日の夕方に車を洗車しました

だけど今日は雨が降っていますよ


暖かい天気の良い日にお迎えの車が来る時間まで

玄関で日向ぼっこして婆ちゃんとお喋りしています


岡山へ来てから聞こうと思っている事を聞いてみました

『婆ちゃん今住んでいる所が分る? 何県かなぁ~?』

『いや~ わからん・・』

やっぱりね・・もし徘徊して保護されても住所が云えない

岡山へ来た頃に本人は散歩と言って徘徊したことがあって

それで玄関の戸に音の出る物を点けたりした

その後は婆ちゃん徘徊がしなくなった!


これから先 認知症が進行して徘徊するようであれば

服に住所記入したのを縫うのだけど

これはめちゃ大変だから

100円均一で首から吊り下げるカード入れなものに

住所と名前・電話番号を書いたのを入れるのも良い案かも



そして・・

ここが何処か分らない婆ちゃんに言ったの!

『ここは岡山県倉敷市よ!』と

『身体が弱ってきたから私達が引き取ったのよ!』と言うと

『そうかい ありがとうね!』と言ってくれた婆ちゃんです

来た頃は大阪に残した弟のことが心配で

何度も私に聞いたり戻りたい気持ちがあったりしたけど

今では一言も口に出さなくなっている?

過去の頃を聞いたら 

懐かしそうな顔で ある程度覚えているのに

父と暮らした関西の思い出は言葉を濁らすことがあった

長年暮らして来た大阪のことを忘れてはいないと思うのに・・

多分 私達に気を使っているのだろうか?

いや。。認知症で忘れてしまっているのだろう?


婆ちゃんも今いる居場所で人生を全うし

私達に最後を看取って欲しいと想っているのでしょう





                   訪問ありがとうございます



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