カブトムシの羽化もだいたい終わったようです。
早めにマットを一度全部出し、個体数の確認を兼ねてケース内の大掃除をしなければなりません。羽化途中のやつをいじっちゃうとかわいそうなので、今までさわらなかったのですが、さすがにもういいでしょう。
このあと、マットをふるいにかけて糞を除け(←この糞は良い堆肥です)、補充用の新しいマットを混和してケースに詰め直し、止まり木や落ち葉を敷いて(これはひっくり返って起きられないときの足がかりになるのと、マットの保湿のためです)、とやるわけですが、落ち葉も寄生虫などを持ち込みたくないので専用に売ってるのを買いますし(安いけど)、まあ何だかんだ手間とお金がかかるようにはなっていますね。
メスは、日中は土中に潜っていてまったく数を確認できませんが、逆にオスは表に出て歩いていることが多く、今のところ12匹まで確認できています。
20匹くらいの幼虫がいたはずなので、半分半分とすれば妥当な数というところでしょうか。
ケースは2つありまして、越冬前にマットをたっぷり食べられたと思われる方は、けっこう大きい個体が多く出ています。もう一方は、成虫がいなくなってから幼虫を発見した方で、マットの状態も悪かったので、全体に小ぶりです。
親のサイズは大して変わらなかった筈なので、やはり食ったもん勝ちというのは本当でした。
サイズの出た方が赤い個体が多いので、これは遺伝的な影響があるかも知れませんが。
日中はメスは土に潜って全然出て来ないので、とりあえずオス。
まずまず大きく、いい感じです。
色味は、こんなふうに個体差があります。黒いのも渋くていいですが、赤い方が高級感がありますね。
メスはたいがい黒くてうっすら毛が生えて野暮ったいんですが、一番最初に羽化したメスは赤っぽかったです。
赤メスは割と出にくいんで、赤い個体だけでペアリングすると、固定までいかなくても赤の出る割合が高くなるかも知れず楽しみ・・・・なんて、そんな面倒なことをやる気は毛頭ない私でした。
それはともかく、繁殖までやると、購入個体を飼育しただけとはまた違った発見がいろいろあって、娘も喜ぶし家族的には楽しいんですが、親的にはお金かかるしコバエ増えるしあれこれたいへんなんで、今年はどうするか思案中です。