ナゴヤメトロ金山線

事業化が絶望的な地下鉄金山線や名古屋の鉄道網について、管理人の自分勝手な理想論を元に検証し、提案をしていきます。

名鉄特急車両置き換え案その5 B案の2

2023-10-29 22:38:18 | 名鉄 その他

こんばんは、今回は通常の特別車、7500系「ロータス」について話していきたいと思います。

 

何度もおなじ画像を載せてすいません、真ん中が「ロータス」です。

名前の由来は「ロータスクアトロ」で説明したとおりです。

この車両の赤色は「ロータスレッド」と名付けますが、実際はまんま「スカーレット」です。

 

最初に連結器ですが、以前記事にした通り、連結作業の効率化のため、密着連結器に変更した方がいいかと思います。

次に警笛ですが、この見た目では「ただの電車」でしかないので、到着、出発時に「A案」と同じく鐘を鳴らすようにし、空笛もアメリカの列車と同じ5和音の空笛を採用すべきだと思っています(「K5LA」では難しい場合は「P3(3和音)」でもいい)。

(ちなみに「ロータスクアトロ」は車両区分では「地下鉄直通の一般車」のため、鐘もなく、警笛も名古屋市営地下鉄の乗り入れ規約に準拠したものを採用し、連結器も増解結を原則行わないことから、従来通りの自動密着連結器でいい。)

電笛は名鉄標準のものでいいと思います。

ライトは前面窓の上のみにしていますが、窓を隔てて下まで伸ばし、その一部をディッチライトとして使用するのも面白いです。

 

行先表示は「A案」で述べたとおり、首の向きを極力変えることなく、まっすぐ見える位置に設置することをコンセプトにしているため、前面窓と同じ高さに設置していますが「B案」ではモロ貫通扉に設置しています。

ただしA案のように編成番号と共用にするのではなく、車両ロゴから種別行先表示へとアニメーションすることをイメージしたものにしようと考えています。

また、車体は全長を19メートル、全幅は空気バネを利用した振り子式を採用すると2700㎜に抑えなければならないため、それを採用しない事で2740㎜とします。

代わりに日本車輌製NS台車の自己操舵式を採用し、起動加速度を2.6に上げ、最高速度を140キロまで(急曲線のない高架区間のみ、地上区間は130キロ)引き上げれば現在のミュースカイと引けを取らない時間で名古屋とセントレアを結ぶ事ができるでしょう。(ただし信号機器を多少いじる事になる。対応工事を最小限にする事を考えるとこのくらいが妥当だと考えた。当初は160キロにする事も考えたが、起動加速度をむしろ下げてしまう事と、信号機の大量交換と架線もコンパウンドカテナリーにするまでもなくとも張り替える必要が出てくる。それだけ対応工事が大規模になってしまう)

 

 

 私は以前、ミュースカイを含めたすべての特別車を置き換えるのに「2両編成のみで置き換える」と述べましたが、翌々考えると、輸送力や空港特急の役割などを考えると、どうしても無理があるのではないかと考えるようになりました。

 

その理由がすべて2両で置き換えると全車運転台付きでデッドスペースが大量に生まれる、それが原因で荷物置き場が大幅に減ってしまう、定員確保のために1扉にしたつもりがトイレと運転台で荷物置き場を無理に確保をすれば定員確保も難しくなる、8両連結を行った場合、トイレが4か所になる。

 

他にもデメリットがあるのかもしれませんが、少なくともこのような問題を解決するために一部編成の4両固定を考えてみました。

 

 

フェニックスの編成表も出ていますが、下2つのロータスの編成を見てください。

「7700形」が抜けていますが、予定こそないものの、万が一6両固定にした場合に「7400形」と組む形を取ります。

各ドアを豊橋寄りに設置しているのには理由があり、岐阜寄りの終着駅で岐阜寄りにドアを設置して便利な駅はただ1駅、岐阜のみです。

これに対し他の終着駅は最早体をなしていない駅を除き全て豊橋寄りで終端部に改札口を設けています。

 

車内についてですが、壁や床を暖色系にし、モケットを赤系に変更し、出来る事ならシートピッチを20〜50㎜ほど拡げればシートの形そのものもミュースカイを踏襲すれば良いのではないかと思い、あまり多く触れないようにします。

 

2両編成では荷物置き場を設置するスペースがク7550の運転台裏のスペースと各ドアの戸袋スペースにしか設置できません。

これを4両編成にすることでトイレの場所をミュースカイと同一にすれば荷物置き場を大幅に増やすことが出来、2両編成をセントレア寄りに連結すれば6両運転時に少しはそのスペースを確保できるのではと思います。

それでも確保するのが難しいのであれば車掌室スペースを荷物置き場にするのも一つの手です。(ただしこれには乗務員機器損壊や乗客が侵入できてしまうこと、2段式にしようとすると技術的な問題が生ずるリスクがある。)

この「ロータス」は2両、4両に関係なく全車特別車から一部特別車まで自由に運用を組めるように考えています。

また、ミュースカイが4両と8両しか組めなかったものが、「ロータス」によってロータス同士、もしくはミュースカイとの併結で4両の他に2両(いくら何でも2両はないと思うが)、6両、8両ときめ細かく編成を組めるようになるのもメリットです。

また、この「ロータス」についてですが、中部国際空港を発着しない全車特別車の種別名にすることも考えていますが、今回は車両の記事なのでまた別の機会で投稿したいと思います。

 

もう一つ、空港アクセス特急が一部例外を除いて青ばかりでありながら、「ロータス」がミュースカイを含めて置き換えるのにもかかわらず赤である理由は、単に「色の効率化」と言うだけではなく、名鉄の車両としてのアイデンティティをもっと強く持ってほしいと言う願いも込めています。

2000系ミュースカイが地上から空へ向かうイメージで青になったのではと思いますが(実際には海上空港へ向かうイメージの意味合いも含まれている)、空から見ると逆に海と同化してしまうため、空からのインパクトを与えるために敢えて赤色に戻しました。

(じゃあなぜフェニックスに赤がないんだと言われても答えるのが難しいのですが)

 

以上、7500系「ロータス」についてお話ししましたが、次回は7000系「フェニックス」についてお話していきたいと思います。

なおこの記事は加筆、修正をしていく予定です。



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