ナゴヤメトロ金山線

事業化が絶望的な地下鉄金山線や名古屋の鉄道網について、管理人の自分勝手な理想論を元に検証し、提案をしていきます。

栄駅の設置場所について

2013-02-20 19:21:44 | 金山線


今更ながらあけましておめでとうございます。

実は、管理人は実現出来そうもない栄駅の設置場所を長いこと悩んでおりました。


理由は瀬戸線のみならず桜通線、東山線の位置の他、さらに悩まなければならないのはテレビ塔の存在です。

金山線と瀬戸線の合流地点は久屋大通駅のあたりですが、そのあたりから栄までは複々線分の用地が必要になります。


ところが、そうなるとテレビ塔の土台に干渉することになりそうです。

栄駅の位置は「栄町駅」の真下に位置するのがベストですが、名城線の勾配がどれだけかわからず、栄町の位置からしてさらにひどくなると思われます。挙句の果てにはそのきつい勾配を上った挙句に合流するので運転上問題も起こるかもしれません。

一番の解決法はテレビ塔を解体することですが、解体コストや周囲の反対と言う強大なリスクが予想されます。

もうひとつの解決方法は東大手-栄町間を運休にして徹底的に改築することです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hisaya-odori_Station_M01.JPG
この画像を見る限り、久屋大通駅の改築も必要になるかも知れません。

栄町地下トンネルは金山線の乗り入れなど全く考慮していないのでシールド区間とホームを除いていじり所満載です。

駅の線路部分は直結軌道なので改軌は厄介です。

出来る限り高速分岐を行うことから分岐部分は長い区間拡張が必要になります。

また、この改築には直線で栄町まで向かっていたものが、構築物によってはいびつな配線にし直す必要があります。



北半分だけでも瀬戸線直下にホームを設置したいのですが、それでは分岐点までの距離が短過ぎ、かと言ってホーム全てを広小路通より南に設置すれば集客需要が損なわれてしまう。


ただし、栄駅は金山線の回送や試運転を含めた「全列車」を停車させるため、瀬戸方面(北行本線)を西にずらす事によってホーム南端を拡張させ、矢場町駅や松坂屋などの利便性を図る方法もあります。


地下構造物が多いと、駅の設置も困難を極めますね。





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コメント (2)
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