はるな愛さん、おめでとうございます！

タレントのはるな愛さんが、性転換者の美人コンテスト「ミスインターナショナルクイーン2009」で見事優勝に輝きましたね。

このニュースは昨日の時点で見て知っていたのですが、最初にニュースを見たときには「へー、そうなんだ、すごーい」とありきたりの感想しか覚えませんでした。

が、個人的に一気に応援ムードになったのは、何かのインタビューで彼女が「自分と同じような人たちへの理解を広げたい」と話していたから。

私は大学時代に女性学を専攻しており、「セクシュアル・マイノリティ」についても少しですが勉強をする機会がありました。
勉強をして感じたのは、日本では性的少数派である彼ら、彼女らへの理解はまだまだ浅く、好奇の目で見られることも依然として多いということ。

はるな愛さんは、wikiによると性同一障害で性別適合手術を受けたそうです。
そんな彼女に、心ない言葉が投げられたこともあっただろうし、いわゆる“一般的ではない”生き方ゆえの苦労もあったのではないかと想像します。

それでも、自分自身の存在をあるがままに受け入れて、ポジティブに生きていく彼女は、本当の意味で大きな心を持った人なのだろうなと思います。

「自分が変わる」ことを恐れない強さと、自分だけでなく他人のことも考えることのできる優しさが、彼女の外見の美しさを支えているのかもしれません。
こうなるともう、男性・女性という性別は関係なく、人として尊敬するしかありません…。


これから１年間は日本での芸能活動のほか、“ミスインターナショナルクイーン”としての活動もされていくとのこと。
私も陰ながら、応援していきたいと思っています。