文部科学、厚生労働両省が昨日発表したデータによると、来春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日現在)は62.5%と、かなり低い数値にとどまっているとのこと。
就職氷河期と言われた2003年が60.2%と聞くと、今年の数字がいかに低いかがわかります。
来春卒大学生、内定率62.5% 下落率が過去最大
ニュースには出ていなかったところまでデータを見てみたところ、私立大学の女子は57.3%とさらに低い数字になっていました。
私立に限らず、大学生女子全体の数字を見ても61.6%(昨年度は70.1%)、短大女子は29.0%(昨年度は39.4%)と昨年比でほぼ10%の減少です。
内定率の最終的な結果は来年4月1日の調査データを見ないとなんとも言えませんが、現時点の数字を見る限りでは、状況を決して楽観視はできなそうです。
この状況に対して、国が緊急支援アクションプランとしてあげているもののひとつに
女子学生を対象にした「ライフプランニング支援」の推進
というものがありました。
これは、ぜひ進めていただきたいアクションです。
女性は一般的に、結婚や出産などのライフイベントがあるがゆえに長いスパンでの就業人生を描きにくいといわれています。
また多くの女性と話していると、女性はやはり仕事中心に人生を考えるのではなく、人生の中の一項目として仕事を考える方が多いように感じます。
特に結婚されている方は、パートナーやお子さんの幸せがあって初めて仕事を続けることを考える、という方が多いようです。
このような現状の下で、若いうちから人生の中での仕事の仕方を「長いスパンで」考えることは非常に重要、というのが私の個人的な意見です。
男性ならば当たり前である「定年まで働く」ということも、多くの女性にとってはまだ当たり前になってはいません。
一方で雇う側からすれば、長く働く意志を持っていることや、その前提でスキルを磨いていく意志を持っている、ということは最低限示してほしい姿勢でもあるのです。
「ライフプランニング支援」では、「長く働く」ことをきちんと想定できるようになることや、ライフイベントとキャリア構築の関係について、指導をしてほしいと思っています。
学生、特に女子学生の方には厳しい状況にはなりそうですが、長期的な展望をもって、就職活動をがんばってほしいなと思います。
就職氷河期と言われた2003年が60.2%と聞くと、今年の数字がいかに低いかがわかります。
来春卒大学生、内定率62.5% 下落率が過去最大
ニュースには出ていなかったところまでデータを見てみたところ、私立大学の女子は57.3%とさらに低い数字になっていました。
私立に限らず、大学生女子全体の数字を見ても61.6%(昨年度は70.1%)、短大女子は29.0%(昨年度は39.4%)と昨年比でほぼ10%の減少です。
内定率の最終的な結果は来年4月1日の調査データを見ないとなんとも言えませんが、現時点の数字を見る限りでは、状況を決して楽観視はできなそうです。
この状況に対して、国が緊急支援アクションプランとしてあげているもののひとつに
女子学生を対象にした「ライフプランニング支援」の推進
というものがありました。
これは、ぜひ進めていただきたいアクションです。
女性は一般的に、結婚や出産などのライフイベントがあるがゆえに長いスパンでの就業人生を描きにくいといわれています。
また多くの女性と話していると、女性はやはり仕事中心に人生を考えるのではなく、人生の中の一項目として仕事を考える方が多いように感じます。
特に結婚されている方は、パートナーやお子さんの幸せがあって初めて仕事を続けることを考える、という方が多いようです。
このような現状の下で、若いうちから人生の中での仕事の仕方を「長いスパンで」考えることは非常に重要、というのが私の個人的な意見です。
男性ならば当たり前である「定年まで働く」ということも、多くの女性にとってはまだ当たり前になってはいません。
一方で雇う側からすれば、長く働く意志を持っていることや、その前提でスキルを磨いていく意志を持っている、ということは最低限示してほしい姿勢でもあるのです。
「ライフプランニング支援」では、「長く働く」ことをきちんと想定できるようになることや、ライフイベントとキャリア構築の関係について、指導をしてほしいと思っています。
学生、特に女子学生の方には厳しい状況にはなりそうですが、長期的な展望をもって、就職活動をがんばってほしいなと思います。