まぼろしレストラン

今ではもう心の中でしか食べられない思い出の食べ物に関して綴ります。……のつもりが、イロイロな日記の置き場に。

愛の悪魔、見ました

2007年02月25日 03時28分03秒 | ダニエル・クレイグ



たった今、【愛の悪魔】を見終わりました。

12月中に買ってはみたものの、実はずっと、「怖くて」見られなかったんですが。
見たら、自分が思ってたほど大した事なかったわ、というのが印象。

どうしてこんなに怖いと思ってたのか、原因は日本版のオカルトチックなジャケットにあると見た。
これよりも英国版のジャケットのほうが、作品を見てみたい思ってる人にとって親切ではないかなー。
これはダニエルの過去作全てに共通して言えることですが、内容にそぐわないジャケット写真を使ってまで、売ろうとするのはやめようよ、メーカーさん。余りにも、聴衆をばかにしてます。

閑話休題。
実は、この作品のことは、日本で公開された当時、雑誌JUNE(だったと思う)で記事を見て、大体の内容も知っていました。その記事を鵜呑みにして、精神的に痛い映画なんだろうなーと思い続けていたもので、なかなか見ることができなかったのです。
たかのさん、肉体的なSMはまだガマンできるんですが、精神的なSMがダメで。
あと、男同士の恋愛は、男の子同士の美しい恋愛を描いたおとぎ話のような、昨今BL(ボーイズラ)などと呼び習わされているものなら、自分もその道のパロ小説を書いてるくらいですから抵抗ないんですが。
生身の男と生身の男の恋愛というのは、リアルすぎてどうも……、なのです。

しかし、いつまでも、高い金出して買ったブツをただ積んどくのはどーよ?
今なら口直しの鉄板【Some Voices】もあるじゃないか。
マッツンの【しあわせな孤独】もあるじゃないか。
……ということでスロットイン。

見てみたら、全然痛くなかったですし。
こんなことなら、もっと早く見りゃよかったよ、というのが正直な感想。
ベイコンとジョージ(ダニエル)の関係も、私が考えていたよりも、サラッとしていました。
なんか、もっとドロドロだと考えていた自分の想像のほうが、よほど痛かったよ。
たかのさん、またもや妄想が突っ走りすぎました。

話の内容とかは、all cinema ONLINEで見ていただくとして、この作品のダニエル、黒髪ダニエル、お肌がつるつるのダニエルを是非、見なければ、ですよ。
ネットで流出して、映画を観てない人も既に見た(と思われる。私も見た)ダニエルのモザイクなしの「息子さん」も、白いぶかぶかのブリーフ姿も、おいしく頂戴しました。

しかし、この映画でも、ダニエル、咥えタバコのシーン、多いです。
あの下唇に咥えタバコ、そして、クレイジーブルーの瞳で下からねめつけるような視線の黒髪ダニエルにヤラレます。

マッツンもいいけど、やっぱりダニエルよね~(//▽//)

と、惚れ直しました(笑)。

あと、特典映像のインタビュー。
ブリーチしてプラチナブロンドみたくなった短髪のダニエルが、ものすごくガラが悪そう(笑)で、イイです。
今はもうアレだけど、この当時、「不良でどーしようもなくて、最後には刃傷沙汰であっけなく成仏するお兄ちゃんの役」とか、やらせてたら面白かっただろうなあ、と思いました。

【愛の悪魔】、ダメな人が多いみたいですが、私は、コレ、結構好きかも。


【愛の悪魔】私的ツボ

・お肌つるつるのダニエル
・黒髪で60年代スーツのダニエル
・咥えタバコで下からねめつけるダニエル
・モザイクなし、左寄りの「息子さん」



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