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井上美奈子の「がんばれ♡パラ♡ガール♪」 その3

2018年12月08日 | パラグライダーにまつわる
このシリーズにお越し頂き ありがとうございます。
本日も《がんばれ「パラ♡ガール」》まいります

その3 はじまりはじまり
エリアでよく質問されるので「西風が ・・・」 と説明したあと、イマイチピーンときていない顔をしているので
「ん?この方角は何でしたっけ?」とお聞きすると「????」と戻ってくる(泣)

今まで説明したことは実は理解していらっしゃらないのねとがっかりしたりします

一日のうちに風の向きも、強さも常の変化しているんです。360度グルッと風向きが変化することはあまり体験がありませんが、180度くらいは平気で変化していきます。

その変化は一日ゆっくりと変化するときもあれば、短時間で変化することもあります。
それに気が付かないで「今日は西風だな」とのんびり思い込みフライトしていると、いつの間にかランディングに戻るのに風下にいてかなり苦労することもしばしば。

高塚エリアから赤羽根エリアへ(東から西にむかって吹く風に向って)アゲンストで飛んだ帰り、ランディングに戻ろうと、反対向きに向きを変えたら、西から東に吹いていた風が180度近くになって「く・・く・く・るしい・・・戻れるかしら」ということにもなります。

バリオのGPSや風の強さをチェックすることもできますが、飛びながらどちらに向かう風が速いスピードなのか?でもだいたいの風向きがわかりますよ。

また、近頃よく感じるのはまだ飛び始めて間もないフライヤーも、もうパイロットのフライヤーも周りを気にせず飛んでいるようです。
簡単にいうと下ばかり見ている。
自分がどこの木の上を飛んでいるいるのか気になるのかな?
もしくは、何かが落ちているのかな?

雲や海などの周囲の変化や、他機との接触を避けるためにも、もう少しキョロキョロ周りを気にしてくださいね。

空パークエリアや赤羽根エリアなど、海風を利用して飛ぶリッジソアリングは程々風が強くないとソアリングが継続できません。
ということは「ソアリングできる=すでに風つよめ」で飛んでいるのです。

ましてや尾根上、谷間、山の稜線など風の集まりやすいところで、ボヤッとしていると、風が強くなってきたときに、すでに逃げられません。

海は風の変化を教えてくれます。
沖の波に単純に白波がたってくれば、強くなり始めています。

白波のほかに立てのスジが入ってくると更に風は強くふいてきます。
積雲が近寄ってくる時も風がつよくなったりします。

常に風の変化に警戒して気を配りながら飛びましょう

つづく

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