朝、昼、夜。数時間単位で予定が入っています。すごーい。売れっ子アイドルみたーい♪ まさに寝る間も惜しんで動き回っているため、隙あらば寝てます。MTRの中、バスの中、そしてマッサージ中。どこでも眠れる特技が、こんな時に効力を発するとは思ってもいませんでした。
今日、朝食を食べに足を運んだのは、檀島珈琲店。
今まで名店茶餐廰をそれなりにご紹介してきましたが、「そういえば書いてなかったっけ!」と、突然思いだし、急遽友を誘って行ってきたのでした。
店頭に併設されているパン販売カウンターには、すでにおいしそうな菓子パンがずらりと並んでいます。目で見るだけで、ふんわり立ち上る甘い香りが感じられてしまう艶やかなパンたちが空腹を直撃! おきまりの早餐も食べたいが、菓子パンも食べたい。となったら、澳洲牛奶公司方式で、早餐を半分こにして、各自好きな菓子パンをデザート代わりにするっていうのはどーだ? 幸いにも集ったのは4人。いい具合に偶数だし!
スクランブルエッグもしくは目玉焼き+ちいさなパン。マカロニ、インスタントラーメン、米粉などから好きな麺(?)を選んで、具も7~8種の中からチョイス。そんなスープとも主食ともつかないもの。コーヒーor紅茶、冷たい飲み物はプラス2ドル。どこでもそうだけれど、2人で分け合っても充分な量の早餐を、ごく普通ぺろりとひとりで平らげる香港人の皆様、すごいなぁ。
インスタント麺にウインナー。あまりにわかりやすい盛りつけがナイス! 麺はインスタント麺でもスープは「スープマカロニ」と同じコンソメ味です。ザーサイと細切り豚肉炒めをのせた米粉。こちらは普通に麺屋さんにもあるメニューなので、見た目のおもしろ味はなかったわん。もっとウケを狙った注文にすればよかった…。
お腹の安全のために、目玉焼きは「良く火を通してねん」とお願いしました。なのに、目の前にやって来た目玉焼きは、表面にもうっすら焼き色がついているものの、みごとなゆるゆる玉子。半熟にもなっていない“未熟”って感じの玉子です。私の注文なんて聞いちゃいなかった、ってことね…(泣)
あーあ。でも、まぁいいかー。今までさんざんヤバイものを食べてきたんだもん、今更“未熟”だからって何も起こらんでしょう。Let's ポジティブシンキング。
フォークを刺すとダラ~ンと広がってしまう黄身をパンに付けつついただいて、早餐終了。では、それぞれ好きな菓子パンをオーダーしましょう!
とはいえ、入店時にちらりと見ただけのショーケースにどんなパンがあったのか、そんな記憶などあるわけもなく、店員さんにお願いして、外まで見に行かせてもらいました。「あれだ!これだ!」と道路脇でキャイキャイと騒ぎながら指さしたものを店員さんがお皿にのせて、席まで持ってきてくれました。
友が頼んだのは、甘いような塩味のようなの不思議な味のココナッツフィリングが入った「鶏尾飽」。紙に包まれたフワフワのカップケーキ「紙飽」。そして、やっぱり私は浮気ができず、菠蘿飽のバターはさみ「菠蘿油」を頼んでしまいました。
焼きたてではなかったので、「温めて!」とお願いしてチンしてもらった菠蘿飽。はさんであるバターがトローリと溶けて、生地にしっかりしみ込んでいます。甘い生地とバターの塩気。このコンビはやっぱり美味なり~。身体にはめちゃくちゃ悪そうな取り合わせだけど。
初めてここ檀島珈琲店に来たときに、生まれて初めて飲んだ鴛鴦(インヨン)茶を今日も頼んでみました。コーヒーと紅茶がミックスされた香港ならではの不思議な飲み物。話に聞いたときには「一体どんな味?」と気味悪がったものですが、一度飲んだあとは、それぞれ「香港バージョンの」という但し書きがつくものの、確かに紅茶で確かにコーヒーの味がする、お得感あふれる飲み物にすっかり夢中になったものでした。
久しぶりに「初めての味」をいただいたら、まだまだ香港の右も左もわからなかったあのころを思い出してしまいました。そういえば、あの日。ここに連れてきてくれた友達がトラムの中でスリにあったんだった。銀行に行ったばかりで、かなり大きなお金が入った財布をとられたんだった。「とりあえず警察へいかねば!」と、道をあるいているお巡りさんに湾仔警察の場所を尋ねたら「知らない」という答えが返ってきて仰天したんだったけ。その数日後、今度は私が携帯電話をすられたっけ…。
あー。いろいろあったなぁ。
いいこともいやなこともあった香港生活だったけど、ぐーるぐるとかき混ぜてしまえば、あら不思議。鴛鴦茶のごとく、全てがまったり甘くて楽しい思い出。湿度いっぱい熱気もいっぱいの街で飲むからこそ「おいしい」と思える飲み物は、奇怪なれど味わい深い。その深みがなんなのかがわかるまで、もう少し暮らしていたかったけど、これは言っても仕方ないしね。とりあえず、インスタントの鴛鴦茶を購入して、日本へ持ち帰る宿題としよう。外から見れば「深み」の理由がわかるかも。わかるといいな。
早餐(飲み物付き) HKD25(約375円)/菠蘿油 HKD6(約90円)
檀島咖啡餅店 湾仔軒尼詩道176-178號地下及閣樓 ℡2575-1823
7:00am~0:00am
ところで、日本のメロンパンにバターはさんだらおいしいのかな??
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今日、朝食を食べに足を運んだのは、檀島珈琲店。
今まで名店茶餐廰をそれなりにご紹介してきましたが、「そういえば書いてなかったっけ!」と、突然思いだし、急遽友を誘って行ってきたのでした。
店頭に併設されているパン販売カウンターには、すでにおいしそうな菓子パンがずらりと並んでいます。目で見るだけで、ふんわり立ち上る甘い香りが感じられてしまう艶やかなパンたちが空腹を直撃! おきまりの早餐も食べたいが、菓子パンも食べたい。となったら、澳洲牛奶公司方式で、早餐を半分こにして、各自好きな菓子パンをデザート代わりにするっていうのはどーだ? 幸いにも集ったのは4人。いい具合に偶数だし!
スクランブルエッグもしくは目玉焼き+ちいさなパン。マカロニ、インスタントラーメン、米粉などから好きな麺(?)を選んで、具も7~8種の中からチョイス。そんなスープとも主食ともつかないもの。コーヒーor紅茶、冷たい飲み物はプラス2ドル。どこでもそうだけれど、2人で分け合っても充分な量の早餐を、ごく普通ぺろりとひとりで平らげる香港人の皆様、すごいなぁ。
インスタント麺にウインナー。あまりにわかりやすい盛りつけがナイス! 麺はインスタント麺でもスープは「スープマカロニ」と同じコンソメ味です。ザーサイと細切り豚肉炒めをのせた米粉。こちらは普通に麺屋さんにもあるメニューなので、見た目のおもしろ味はなかったわん。もっとウケを狙った注文にすればよかった…。
お腹の安全のために、目玉焼きは「良く火を通してねん」とお願いしました。なのに、目の前にやって来た目玉焼きは、表面にもうっすら焼き色がついているものの、みごとなゆるゆる玉子。半熟にもなっていない“未熟”って感じの玉子です。私の注文なんて聞いちゃいなかった、ってことね…(泣)
あーあ。でも、まぁいいかー。今までさんざんヤバイものを食べてきたんだもん、今更“未熟”だからって何も起こらんでしょう。Let's ポジティブシンキング。
フォークを刺すとダラ~ンと広がってしまう黄身をパンに付けつついただいて、早餐終了。では、それぞれ好きな菓子パンをオーダーしましょう!
とはいえ、入店時にちらりと見ただけのショーケースにどんなパンがあったのか、そんな記憶などあるわけもなく、店員さんにお願いして、外まで見に行かせてもらいました。「あれだ!これだ!」と道路脇でキャイキャイと騒ぎながら指さしたものを店員さんがお皿にのせて、席まで持ってきてくれました。
友が頼んだのは、甘いような塩味のようなの不思議な味のココナッツフィリングが入った「鶏尾飽」。紙に包まれたフワフワのカップケーキ「紙飽」。そして、やっぱり私は浮気ができず、菠蘿飽のバターはさみ「菠蘿油」を頼んでしまいました。
焼きたてではなかったので、「温めて!」とお願いしてチンしてもらった菠蘿飽。はさんであるバターがトローリと溶けて、生地にしっかりしみ込んでいます。甘い生地とバターの塩気。このコンビはやっぱり美味なり~。身体にはめちゃくちゃ悪そうな取り合わせだけど。
初めてここ檀島珈琲店に来たときに、生まれて初めて飲んだ鴛鴦(インヨン)茶を今日も頼んでみました。コーヒーと紅茶がミックスされた香港ならではの不思議な飲み物。話に聞いたときには「一体どんな味?」と気味悪がったものですが、一度飲んだあとは、それぞれ「香港バージョンの」という但し書きがつくものの、確かに紅茶で確かにコーヒーの味がする、お得感あふれる飲み物にすっかり夢中になったものでした。
久しぶりに「初めての味」をいただいたら、まだまだ香港の右も左もわからなかったあのころを思い出してしまいました。そういえば、あの日。ここに連れてきてくれた友達がトラムの中でスリにあったんだった。銀行に行ったばかりで、かなり大きなお金が入った財布をとられたんだった。「とりあえず警察へいかねば!」と、道をあるいているお巡りさんに湾仔警察の場所を尋ねたら「知らない」という答えが返ってきて仰天したんだったけ。その数日後、今度は私が携帯電話をすられたっけ…。
あー。いろいろあったなぁ。
いいこともいやなこともあった香港生活だったけど、ぐーるぐるとかき混ぜてしまえば、あら不思議。鴛鴦茶のごとく、全てがまったり甘くて楽しい思い出。湿度いっぱい熱気もいっぱいの街で飲むからこそ「おいしい」と思える飲み物は、奇怪なれど味わい深い。その深みがなんなのかがわかるまで、もう少し暮らしていたかったけど、これは言っても仕方ないしね。とりあえず、インスタントの鴛鴦茶を購入して、日本へ持ち帰る宿題としよう。外から見れば「深み」の理由がわかるかも。わかるといいな。
早餐(飲み物付き) HKD25(約375円)/菠蘿油 HKD6(約90円)
檀島咖啡餅店 湾仔軒尼詩道176-178號地下及閣樓 ℡2575-1823
7:00am~0:00am
ところで、日本のメロンパンにバターはさんだらおいしいのかな??
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乗っかってるのは、シンプルながらもインパクト大
ですね!台湾の早餐も好きですが、香港の早餐も
バラエティに富んでいてかなり好きです~。
そうそう、菠蘿油は中のバターがしっかり溶けてなくっちゃ!あー、食べたいなぁ。
濃厚ミルクティの魅力から抜け出せなくて、
前回鴛鴦茶は飲まずじまいだったので、
次回こそはチャレンジせねば~。
良い事も嫌な事も、両方あってこそ人生ですよね。
「もう少し居たいのに…」と思っている時に離れるから
そこに末永く惹きつけられるのかもしれないですね。
帰国前でご多忙なのに、嬉しい記事を毎日UPしてくださり、
本当に有難うございます!帰国まであと僅かですが、
思いっきり満喫してくださいませね~♪
胃腸は大丈夫ですか?(笑)
今年の日本は香港並みの湿度だし、暑いし、未だに梅雨明けてないところもあるし・・・
帰国前後、くれぐれもお体ご自愛を~
次回トライしてみたいです!
行きたいところだらけで何泊すれば良いんだか?(^_^;)
これだから一日6食くらいになっちゃうんですよね(笑)
ここの珈琲の思い出は…たしか酸味…
ありましたよね?
エッグタルトを頼んだんでした。
次は菠蘿油を頼み、フォークの背でグッ、グッと
押してから食べたいと思います。
お!温めてもらえば無問題ですよねー!
さすが上級者ー。いい事聞いた~♪
眠る間も惜しみ、多忙な日々が続いていますね。
可能な限り香港を体感して、
刻み込んで下さい!!
このもろに健康を無視した組み合わせが香港ならではですよね。茶餐廰は、昔は最もモダンな食事処?だったそうです。日本では、より欧米に近い味を求めて洋食が発展したのに比べ、香港では香港的洋食が残ったまま。味覚の違いか、日本の中産階級のなせる業か・・・調べたら面白そうですね~
>鴛鴦茶のごとく、全てがまったり甘くて楽しい思い出。湿度いっぱい熱気もいっぱいの街で飲むからこそ「おいしい」と思える飲み物.....
←なるほどぉ~。香港で暮らして来た人の実感っていう気がします。
で、ビンゴさんの仰る通り、日本の気候、温度も湿度も香港・台湾ってかんじです。雨の降り方も南国風になりました。だからね、飲み物も香港を見習わないと、体がもたない気がするんですよ。いろんな漢方茶なども携えて帰国されることをおすすめします~。
逆に新鮮ですよねー。味のコンビネーションとかそんなの皆無
ですもの。どーだっ!って潔さすら感じます!
菠蘿油の生地が溶けたバターを吸ったところ、アレが好きなんですー。
甘さのなかに感じる塩気。あ!こっちは味のコンビネーションだわ!
いよいよ、明日(あ、もう今日だ!)最終的な身の回りのものが
航空便で出ます。と、同時に私もこの部屋を引き払い、最後の夜は
ホテルへ一泊。狭いしいろいろなもの壊れまくった暮らしにくい
部屋でしたが、去るとなると愛おしく思えます。この部屋から発信した
ブログに遊びに来てくださって、どうもありがとうございました!
日本発のブログにも、どうぞ遊びにいらしてくださいねー
なりました!(笑) 鴛鴦茶、決しておいしいものではないけれど、
でもでも、いい味なんですよね。好きだなぁ。
日本の夏は、毎年浮かれまくっていたので暑さも平気だったけど、
今年は乗り切れるか!?
今までたくさんのコメントありがとうございました! そして、
これからもどうぞよろしくお願いいたしますー
有名ですけれど、雰囲気もメニューも他の茶餐廰と同じく、素朴で
フツーにボケーっと過ごせる場所ですよ。
今までたくさんのコメントありがとうございました!日本に戻って
からも引き続きおつきあいいただけるとうれしいです。これからも
どうぞよろしくお願いいたしますー
典型的な茶餐廰! アンバランスがいいですよねー。
いつもココでは鴛鴦茶を頼んでしまうので、コーヒーそのものの
味は知らないの…。酸味があるんですねー。
「チン!」してもらっても、フォークの背でグイグイ押して食べた
ほうが、クッキー生地がこぼれて「あーん!」ってなることが
ないので良いですよ~。
いつも温かいコメントをありがとうございます! 日本からの
ブログでも、変わらずおつきあいいただけるとうれしいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたしますー
あるお店のほうが落ち着くんですよ~。鴛鴦茶って特別に美味なわけ
ではないのですが、なぜか惹かれるんです。紅茶とコーヒーがね~
って話すだけで「許せない!」ってコーヒー好きの人に怒られた
こともありますが…(笑)ぜひ、お試しくださいね。
同じ香港に暮らしているからこそ、j'adoreletheさんからのコメント
はとても励みになりました。ありがとうございました!!
お忙しい毎日だとは思いますが、日本からのブログでも変わらず
おつきあいいただけるとうれしいです。これからも、どうぞよろしく
お願いいたしますー
何気なく食べたり飲んだりしていたささやかな健康法も、できなく
なるんですものね…。漢方茶の煮だしセット買い込まなくっちゃ!!
光子さんがくださる丁寧なコメント、とてもうれしかったです。
ありがとうございました。日本へ戻って落ち着いたらご連絡させて
いただきますね。また、日本発でのブログでも引き続きおつきあい
いたければ幸いです。これからも、どうぞよろしくお願いいたします