開心香港街市

ほいさむほんこんがいしぃ
~気づけば在住6年目。香港のおいしいもの、おもしろいこと、ときどき…。在ホンコン的趣味生活~

Habibi Cafe のエジプト料理ランチプレート

2007年03月27日 | 香港食記
脳下垂体が病んでいるそうですよ…。
先日足ツボマッサージに行ったところ、かつてないほどの強い痛みを感じたツボが脳下垂体だったんです。脳下垂体が悪いってどういうこと? っていうか、脳下垂体っていったいどこ?って表情に「?」が出ていたのでしょうか。マッサージ師のおばちゃんが追いかけるようにひとこと言いました。「ストレス!」

はぁ。そうですか。やっぱりですか。
最近、自分でもかなりストレスたまってるなぁと感じてるくらいなので、足のツボにも顕著に現れていたってわけね。きーっ!って怒りが顔に出そうなのを必死でこらえて、引きつり笑顔を浮かべていた分、脳下垂体がダメージを受けていたのか…。


残念ながらそのストレスから逃げることはできないから、とりあえずそんなものに負けないように脳下垂体のケアをしてあげなくちゃ。がんばれ、あたしの脳下垂体。
ということで、まずは食。善は急げで今日のランチはヘルシーなエジプト料理にしてみました。



以前も紹介したことのある中環(セントラル)のヒルサイドエスカレーターの始点近くにあるHabibi cafe。こじんまりとした店内ながら、天井は高くて、いくつものランプが下がる合間でシーリングファンが回っています。店員さんの頭にはトルコ帽。文字盤がアラビア数字になっている時計やさりげなく飾られたピラミッドのオブジェなどなど。狭いながらもアラブな雰囲気はばっちりです。



ランチセットは日替わりでベジタリアンメニューとミートメニューの2種類。今日は、ベジタリアンがなすのムサカ、ミートはラムのソーセージ。
お隣の席で見るからにブリティッシュ!なオジサマが食べていたソーセージもおいしそうだったけど、今日の目的はストレスに負けない脳下垂体づくりだから、肉ものよりは野菜でしょ! なすのムサカでお願いします!



小振りのボウルスープ、サラダ、パスタライス、ツナのペースト、そしてムサカ。コンパクトに彩りよくまとめられていて、その見た目だけで体に良さそうな感じが伝わってきますよー。


野菜のうまみがでまくったやさしい味のスープ、かなりの時間をかけて煮込んだのでしょうね。ピタパンの素朴な粉の味とよく合います。
サラダドレッシングはオイル控えめでやや酸味が強めなところが私好みです。そして、ムサカ。かなり大きめに切ってある、なす、トマト、ピーマンがやわらかく、でも形が崩れるほどではなくというなんともいい具合にトマトソースで煮込まれています。クセはないけれどしっかりした良い味は、さまざまなスパイスを使って味付けしたのだと思いますが、どんなスパイスを使っているのかなんてさっぱりわかりません。鈍い舌で申し訳ないです…。

 

ライスには様々なパスタが混ざっているんです。エジプト版そばめしって感じなのかな。ピタパンはもちろん自家製。カウンターの奥にあるオーブンで焼いていました。

ペーストのツナ以外は肉、魚類一切なし。それでも満足感も満腹感も二重丸。見た目では物足りない感じも受けますが、なんのなんの。ベジタリアンメニューで「ふぅー」とお腹をなでてしまうくらいですから、ミートメニューを選べば男性だってかなりの満足感を得られると思います。



アイスコーヒーでしばし食後のまったりタイムを過ごし、ごちそうさまでした。

体に悪いものっておいしいけど、体にいいものもやっぱりおいしい。どうかしら。私の脳下垂体、少しは元気になったかしらん?

ちなみに脳下垂体とは「脊椎動物の体に存在する器官のひとつで、多くのホルモンを分泌する内分泌器官」なんだって。図解で見たら、その名のとおり脳の真下にある小さな器官でした。そんなところでストレスと闘っているなんて…。
うー。負けてらんねぇ! なんか闘志が湧いてきましたよー。みなさまも脳下垂体をお大事に。


Daily Combo Lunch(11:00am~3:00pm) HKD60(約900円) 

Habibi Cafe 中環威靈頓街112-114 ℡2544-3886
11:00am~0:00am

能登半島沖の地震での被害はありませんでしたか? 心からお見舞い申し上げます。