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開心香港街市

ほいさむほんこんがいしぃ
~気づけば在住6年目。香港のおいしいもの、おもしろいこと、ときどき…。在ホンコン的趣味生活~

上海に上海湯麺は…

2006年11月07日 | おでかけ雑記
霧に煙る上海。なんてロマンチック…。

         


と思ったら!!!
なんと、空気が汚染されて煙っているだけでした。

なんてすごい! 空気が汚い事にかけては香港の上を行くところなんてないと思っていましたが、あっさりとその座を譲ってしまったようで。着くなりノドがちょっといがらっぽい…。

でも、全てがかすんだ状態が「上海に行ってみたい~」と思うきっかけとなった漫画の中の廃退的な上海ぽくって、それはそれでいい感じ。
そう! 物は考えよう!
これは公害じゃないの。雰囲気なの。そう思えばいいのさ~。


上海に行くからには、絶対に行ってみたかった「南翔饅頭店」本店。いつも下調べ抜かりまくりの私だけれど、ココだけはちゃんと予習していました。



ふむ。400年以上も前に造園された中国式庭園「豫園」の中にあるとな。そんな由緒ある庭園にあるからには、環境も良くてのんびりとした雰囲気で……なーんてのんきな想像していたのですが、各方面から話を聞くと、「そんな夢見てたら、一生待っても小籠包なんて食べられないよ!」と。
かなり激しいバトルの末、やっとありつける食べ物らしいです。そうなのか~。そうなんだ~。小籠包をめぐるバトル。それはそれで燃えるわね!



土曜日ということもあって、豫園そのものがものすごーい人出。園内全部香港SOGO前交差点状態。うわー。人混み慣れしてる私でも驚くわ。
そして南翔饅頭店店内は、食べている人のすぐ脇にぴったりと陣取って、席が空くのを待っている人と、その隙間をセイロを持って行き交う店員とで、超ごった返し!! そして、日本人率高し!! 上海に遊びに来る人はみんな立ち寄るんでしょうね。どこのテーブルからも日本語が聞こえてきます。

待つこと10分。やっと席に座れました。そしてさらに15分。小籠包がやって来ました~。香港南翔饅頭店の小籠包と比べると、ひとつひとつが小さめで、キュッと引き締まった感じ。皮はモチモチとして素朴な味わいで、その中にはこれまたシンプルな肉のだんごとたっぷりのスープ。美味しい~。



1セイロ16個を3セイロ。それを総勢4人で食べたので、ひとり12個。うむ。満足!

1セイロ 18元(約270円)


2年前の夏に4夜連続で放送された「一番大切なデート」という、知ってる人しか知らない超マイナーなドラマがありまして。上海ロケもあるドラマで、その中で永作博美演じる主人公がひとりでお茶をするシーンがあるんです。そのお茶屋さんがとっても素敵で、これまた「行ってみたーい!」と思い続けていたのでした。

出発前夜、借り物のガイドブックを熟読していると、なんとそのお茶屋さんは、豫園の中、しかも南翔饅頭店の目の前にあるそうじゃありませんか! だったら行くでしょう~。行くしかないでしょう~。



こちら湖心亭は、1784年に建てられた何とも歴史ある建物を使ったお茶屋さん。店内は、磨き込まれた柱、木の床、レトロな家具で趣たっぷり。木枠の窓から豫園の緑が見えたり、隣のお店の屋根が見えたり…。そとはすごい人混みでも、この店の中はまったりしていて、ボソボソと聞こえてくる話し声以外の音がなくていいわー。

窓際の席に座ってゆっくりとお茶をいただけば、うーん、私も永作博美。日本に置いてきた彼は井ノ原快彦。……だったらどんだけ幸せか!!

はい。イノッチが主人公の彼役で出ていたドラマなんです…。どこ行ってもコレですみません~。



永作博美は茶葉とお花を組み合わせて球状にして、お湯にいれるとぱぁーっと花が咲くような工芸茶を飲んでいましたが、私は、ちょっと気取って西湖龍井をいただきました。日本の緑茶に近いまろやかな甘みが美味しい。とってもさっぱりしているので、小籠包の後の口の中を落ち着かせてくれました。

西湖龍井(お茶菓子3品付き) 60元(約900円) ←食事の何倍の値段だ??


このあと、冒頭写真のような景色を見ながら外灘を散歩し、夕飯は上海ベジタリアンフード。食後は上海雑伎団を鑑賞して、1日の締めくくりはマッサージ! と、超ベタベタ、旅行会社のパンフレットの行程例のいちばん始めに出てきそうな旅をして参りました。
4名のうちのひとりが、「上海は何回行ったかわからない」というくらい通っている(通わされている)強者なので、全てお任せ。アレしたいコレしたいと、わがままを言うだけで、なにもしない以下3名。なんてラクチン


コンビニでお茶を買ってからホテルに戻ろうとしたら、通り道にあるホテルに人混みが!! 
私のミーハーなレーダーがビビッ!と働きましたね。出待ちだ!!と。

「中村獅童だったらどうする?」「そしたら上戸彩もいるってこと? 生は勘弁してよ!」
……なーんてバカな話をしつつ、その人混みに潜り込むと、ファンの子が持つボードにはハングル文字。うむ。全く読めん!!

だれ?だれ?とキョロキョロしていると、それまでざわついていた人並みが突然シ~ンとなり、その間をひとりの男性が通過してきました。無言で男性に向かってシャッターを切るファン。

え? この人? この人なの??

キャー!とかワーッ!とか言わないので、え??と目の前を通過するのを普通に見送ってしまったけど、彼が通過してバスに乗り込むと、ドドッと一部のファンの子達がタクシーで追跡を始めたので、アレがスター様だった模様。

別の子が持っていたパネルで確認したところ、韓国の6人組の人気グループ、神話(SHINHWA)の方だったようです。6人のうちの誰かは不明ですが、「Jin」と書いたボードを持った子はその場にとどまっていたので、それ以外の誰かでしょう。

日本の某6人組だったら、目の前通過されたらそれだけで失神しちゃうけど、神話の名前は知ってるけど顔なんて全然知らないのでフツーに見ちゃった。もったいない? ファンの方、ごめん。
それにしても、なんておとなしいんだ上海の追っかけは~!! カルチャーショーック!!


なぜか韓国スター出待ちのカルチャーショックで終わった上海第1日目でした。

転んでもただでは起きぬプーケットツアー3日目

2006年07月07日 | おでかけ雑記
ベッカム様泣いてるし!
イングランド負けちゃったし!
ポルトガルのコーチ陣の揃いも揃ってでっぷりとした体型が、なんかいい感じだし!



深夜までタイ語での中継を見ていたもんで、眠くて仕方ない朝を迎えました。 
太陽がまぶしすぎます。おはようございます~。

朝食を早めに済ませて、ホテル近くの街を散策しました。でも、時間が早すぎて開いているのはセブンイレブンだけ~。おみやげどーしよう…

ところで、プーケットといえば、2004年末に津波に襲われた町ですね。観光収入が大きい街なのですごい勢いで復興し、表面上は元通りに見えますが、でも観光に関係のない市民の生活はまだまだ元通りというわけではないよ、とスパのスタッフの方が話していました。

 
街のあちこちにこんな看板が立っていました。


バタバタとチェックアウトを済ませ、車に乗り込んでプーケット空港へ向かいます。
ホテルから空港まで結構な距離があったので、チェックインがギリギリになりました。ゲートへと急いで、スーパーのレシートかい?ってくらい簡易的な搭乗券をもらい、あっという間に機中の人。行きも帰りも国内線は全く余裕なしなのはどーして? それにしてもタイの国内線ってアバウトでいいわ~。

でも…。おみやげ買えなかったじゃーん!

なーんて思ったときには、もう飛行機は離陸して上昇中。いったい自分がなんていう航空会社の飛行機に乗っているのかすらわからないまま、プーケットにお別れするハメになりました~


バンコクへ到着すると、ここで取材クルーのみなさまともお別れです。
2泊3日の短い時間とはいえ、日本人以外にはとてもいいにくい私の本名を一生懸命覚えて呼んでくれたので、余計に淋しさがつのります。
やさしくしてくれて、ありがとうございました

ところで、そんな淋しさに浸りながらも、ひとつ発見してしまったことがあります。
2002年にNHKで放送された『君を見上げて』という山田太一原作の大好きなドラマがあるのですが、主人公が日本からバンコクに到着するシーンに使われていたのは、実はタイの“国内線到着ロビー”だった、ということ。あらーん。でもまぁ、国際線ロビーでそんなロケしたらパニックになるもんね。


すごーい広い空港を端から端へ横断するように歩き、国際線出発ロビーへと向かい、タイ航空のカウンターで早い便に変更できるかどうかを聞いてみました。
答えは「NO」。
どの便も満席だから、キャンセル待ちをするより予約便に乗るのがベターだと言われてしまいました。
幸い、荷物はチェックインさせてもらえたので身軽にはなりましたが、さて、これから約4時間半、どーしましょう。




こうしましょう!!




バンコク市内までタクシーを飛ばし、タイスキを食べに行きました!!

昔むかーしに行った「コカレストラン」というタイスキ店にもまた行ってみたい気がしましたが、おみやげも買いたいし、時間は限られているので、バンコク伊勢丹内にある「MK」というレストランへGO!

転んだら何かつかむまで起きあがらないわよ~っ!

熱い具にピリ辛のタレを付けて、鼻をぐすぐす言わせながら食べまくり。美味しゅうございます~ 締めに緑麺なる麺まで食べて、満腹です~

重たいお腹をさすりながら、ぞうさん型のチョコレートやクッキー、タイサラダ味のプリッツを購入。おみやげも無事getできました。

急げやいそげ! で空港に戻り、イミグレを通過。
免税店広いですねぇ~。でも、買い物には今回まったく興味なし。だもんで、街で見かけて気になっていたケンタッキーフライドチキンの店を探しに行きました。

あった!あった!
これが食べてみたかったのよ~!!



ケンタッキーのソフトクリーム チョコチップまぶし。20バーツ(約100円)
香港のケンタにソフトクリームはないのよ。エッグタルトは売ってるけど。
クリームはごく普通の味だけど、チョコチップのパリパリした食感がGOODでした。


帰りは遅れないでくれよ~と念じながらタイ航空に搭乗。普通の旅行だったらできないことも体験できて楽しかったなぁ~と、旅を振り返りつつ機内誌をめくっていたら。

ぬおおおおお!!!

機内音楽のメニューにとんでもないもの発見!!



JAM JAM NIGHT、ユメニアイニ、ずっと僕らは、恋と弾丸……

いったい何事ですかっ! この選曲はっ!!

はい、コレらすべて昨年発売になった、V6の10周年記念アルバム『musicmind』に収録されてる曲でございます。ちなみに、シングル曲はひとつもありません。すべてアルバム曲です。

誰よぉ~、こんなマニアックな選曲したのぉ~。ぜひ、ヒザをつき合わせてお話ししてみたいわ~ TOKIOやタッキー&翼も選曲されてるし、きっと話が合うに違いないっ!

ですが。
チャンネルを合わせてもちっとも音が聞こえません。待てど暮らせど聞こえません。どうやらこのチャンネルのサービスはなかった模様…
そりゃそーよね。バンコク → 香港間で、日本語曲のサービスなんてあるわけない。映画の上映すらないんだから…。ああ、ぬか喜び。

CD持ってるんだから家で思う存分聞けばいいのだけど、こういう特別な場で彼らの声を聞いてみたかったなぁと。
そんな、やっぱり最後はヤツらかよ!ってなオチで、謎のプーケットツアーを終えたのであります。


結局、なぜ私が取材チームに同行したのか、なぜ全て無料なのか、未だに理由は解明されぬまま。でも、危険な目に遭うこともなく楽しい思い出をたくさんか抱えて、こうして無事に香港に戻ることができました。よかったよかった。

あとは、あのスッピン まゆ毛半分の恐ろしい顔が、公の目に晒されるようなことがないよう祈るばかりなり…

あわびで始まる謎のプーケットツアー2日目

2006年07月05日 | おでかけ雑記


モ~。

なんて声は一度も発せず、もくもくと草をはむウシさんが海辺にたたずむところにあわび農場はありました。

バイオテクノロジーがどうしたこうしたで、あわびの稚貝を衛生的に培養して、それがどーしてこーして、ほら、こんなに立派なあわびが育っています。

…便乗してるだけの私のために日本語の説明ビデオまで見せてくれたのに、全然わかってません。すみません。育つ過程より、育ちきったものを試食させていただけるかどうかのほうに意識が行っちゃって~~

 ベイビーなあわびがすくすくと育っている池です。

3か月くらいまで育つと、「コンドミニアム」付きの別の池に移されるそうです。
3万個の稚貝が大切に育てられ、現在は主に台湾を中心に輸出され……

あああー。そんな説明はいいから。早く食べさせてぇん~。

本当に口に入れることしか考えてません。農場のオーナー自ら一生懸命説明してくれているのに申し訳ないです。

お腹も空ききったころ、お待ちかねの声がかかりました!
「では、レストランへどうぞ~」

わーい あわび農場に併設されたレストランへGO!

前菜はやっぱりコレ。さしみです! 

こりこりしていて美味しいよぅ~
願わくばもっとガッツリ食べたいけど、ただのオマケでお供の身分なのでガマンガマン。

あわびソースを使ったエビチリ 

あわびソースで味付けがまろやかになっています。エビもプリプリ。ごはん大盛りで持ってきてっ!!

そのほか、野菜もさかなもさらにあわびの煮込みもぜーんぶあわびソースが使われているあわびづくしなお料理を、ウシさんに見守られながら堪能。ごちそうさまでした!

で。
スパ特集とあわびの関係は?
……ちっともその関連性はわかりません。あわびって美容食らしいから、記事の切り口はそのへんでしょうか? 
ま、このツアーに私が便乗していることからして謎なんだから、あわびのひとつやふたつ謎のままだってマイペンラ~イねっ


続いて、レインツリースパなるこじんまりとしたスパへ行きましたが、こちらは見学と施設の撮影だけで体験はなし。あら、残念~。

余談ですが。

 タイのヤクルトのキャップは青でした。


さてさて、取材クルーの仕事は順調に進み、夜は水上レストランでのシーフードディナーとなりました。

「水上レストラン」といったら、香港の「ジャンボレストラン」のハデハデ~な建物を想像してしまう私ですが、小舟に揺られて到着した先は、床板をうっかり踏み抜いちゃいそうなくらい質素なレストラン。立ってるとなんだか波に揺られている気分になる、地味さ加減がとってもナイスです。



床板を切り取って、そこに網を張り、海の水をそのまま利用してでエビやカニを保存(?)しているので、獲れたてといえるくらい新鮮な素材です。その網の中をのぞき込んで「コレおくれ!」ってオーダーします。



このほかカニもたくさんあったけど、写真を撮る前に取材クルーのみなさんに食べられちゃいました~

みなさんとの乾杯のとき、下戸な私は水入りのグラスを掲げたところ、「お酒以外の飲み物で乾杯しちゃダメなのよ」と言われました。タイの習慣なんでしょうか。お勉強になりましたー。

なぜかレストランの子犬に気に入られてしまって、私の席から離れません。つぶらな瞳でみつめないでぇ。黒目ウルウルなんて、某6人組の彼 を思いだして胸がキュンとなってしまうわー。

しかも、後ろ足で立ってるしー 


この夜は8時半くらいに解散になったので、ホテル近くで目を付けていた思いっきりローカルな美容院へペディキュアをしてもらいに行きました。

「フレンチネイルにして」って言ったら、「花しか描けん!」と言われたので不安になりましたが、他を探すのも面倒なのでOKしちゃいました。
しかし、足を浸すのはお湯でなく水。その足を拭くのは穴の開いたボロタオル。大丈夫かココっ??

衛生面で不安はありましたが、フレンチすらできないといっていたおねーちゃん、意外にもにも作業は緻密です。深センネイル的な花を想像していたら、全ての爪に細かくかわいらしく描いてくれました。

 相変わらず見苦しい足ですみません~

これで300バーツ。60香港ドル。約900円。ふむ。満足です。


と、ニマニマと足先を見つめていたところへ連絡が入りました。
「明日の取材はキャンセルで、午前便でバンコクへ戻る」とのこと。

ええーっ!
明日の午前中に時間があるから、そこでおみやげを買おうと思っていたのに! 
しかも、バンコク → 香港便はただでさえキャンセル待ちをしてようやく手にしたチケットだから、変更なんてできそうにないよ~。
ぽっかり空いちゃう数時間、バンコクの空港でどーするアタシっ

雑誌デビュー? しかも、タイで!?

2006年07月04日 | おでかけ雑記
バンコク、プーケット間のエアチケット、宿泊ホテル、プーケット内の移動、食事、そして極上スパ体験。

「バンコクまで自力で来たら、これら全部無料ですよ~」
……って言われたらどうしますか?

「ただより高いものはない」って言うじゃないですか。しかも2泊3日の予定だから金曜日の仕事休まなくちゃならないし。当然、ことわ……ろうかと思ったけど、口が勝手に「行く!行く!行く!」って答えてました~

「なんで無料なのか」「行って何をするのか」、そんなことすら全くわからないまま、怖いもの知らずなアタクシ、とりあえずパスポートとチケットを握りしめてバンコクへと、れっつごー。

バンコクの空港でマンチェスターユナイテッドの飛行機発見。記念撮影をしている人だかりをかき分けて、私も撮影。



なーんてのんきなことをしていたのも、全く旅程を知らなかったから。
実は香港発が30分以上遅れたため、プーケット行きの国内線に間に合わないかも!って状況になっていました。でも、何度も言うけど、旅程を全く聞かされていないので、私はあくまでもマイペ~ス!

グランドホステスに誘導されるほどギリギリで国内線に搭乗。乗ったとたんに扉が閉まりましたよ… でも、私のせいじゃないもん! タイ航空がおくれたんだもん!
ところで、乗ったバンコクエアーの座席は、右が3席、左が2席なんですけど、バランス大丈夫なんでしょうかー。

とにもかくにも、1時間ちょっとプーケット到着~。

今回のツアーに参加するみなさんが迎えてくれました。少し日本語をしゃべれる人がひとりいますが、みーんなタイ人です。タイ語なんて「マイペンライ(無問題)」知らないけど、ま、そのひと言でなんとかなるでしょ。

早速連れて行ってもらったレストランというか、食堂。普通に道ばたに建っているだけで、看板もなにもなし。ローカル度が高くてうれしーっ。



魚のカレー煮込みが包まってます 

 
サラダと揚げ豆腐。甘辛いタレを付けて食べます。

次々と出てくる名前も知らない食べ物(聞いても難しくて覚えられない~) を、お腹いっぱい食べました。

ココで判明したのですが、今回のこのツアーは、『Hair Today』というタイの雑誌のリゾート特集の取材なんだそうです。
で、なんで私がその取材に便乗しているのか…?? そのへんの展開が未だによくわからないんだけど、楽しそうだからお供させていただきます~。


続いて向かったのがスパ。
セントラルワールドという大型ショッピングモールの中にある THAI PRIVILEGE SPA というところです。広~い! きれ~い!



「好きなメニューにトライしていいわよ」なんて夢のようなお言葉をいただき、『アンダマンヒーリング』なるスクラブとアロママッサージとが組み合わさった90分のコースを体験しましたー



メニューには「スクラブは背中のみ」って書いてあったのに、なぜかキワドイところまで丁寧にスクラブされて、無駄にツルツルになった私のからだ。そして、行程がマッサージに至った時には、すっかり意識を失っておりました~。だって、朝4時半起きだったんだもん。
ああ、気持ちよかった~。本当に極上スパ体験だわ~


顔もからだもスッピンになったところで、プーケット最大にして6ヶ月前にオープンしたばかりの最新のスパ、SUKKOというところでの健康食ディナーへと向かいました。

野菜も肉もバランスよく健康的なメニューを組み合わせたというヘルシータイフードの料理の数々。



5食のごはん。青い色は有機栽培されたお花で付けてるんだそうです。


まぁ~なんて美味しそう~ いただきまーす!! 

……の、その前に。

「スープ調理の撮影をするから、キミこれ砕くの手伝って!」と石臼にもろもろのスパイスを入れたものを渡されました。言われるがままにせっせと砕いていると、間近でシャッターを切る音がする。何度もする。間違いなく撮られてる!

ええーっ! アタクシ、モデルですかっ!?

ちょ、ちょっと待って!
スパのあとだから、思い切りスッピンなんだって! まゆ毛半分しかないんだって!! OH NO~!!

あのー。そんなわけで、もしかしたらタイの雑誌にアタクシ、登場してしまうかもしれません。モデルのツラが悪すぎるという理由で、スープづくりの記事そのものがボツになる可能性も大ですが…。

なんとなくこのツアーの輪郭が見えてきたところで初日は終了。ホテルにたどり着いたら、もう10時を過ぎていました。疲れたよん。

明日は「スパ特集」の撮影なのに、「あわび農場」見学だ。なんでー?なんでー?
謎のプーケットツアーはまだつづく~。

ちょっと国境越え 後編

2006年05月27日 | おでかけ雑記
すべては交渉次第で値段が決まるところゆえ、値切る気満々で呼び込みをしているおねーちゃんに「ペディキュアはいくら?」とたずねました。

その回答は「20元」(約300円)……値切るに値切れませんっ! 

とりあえず値段に文句はないので、店内のいすに座り、フットバスに足を浸けました。300円のお手入れってどんなのだろう~。楽しみやら不安やら。でも、爪はすぐ伸びるしね。ま、何とかなるでしょ。(脳天気である

甘皮の手入れをていねいにやってくれたので、ちょっと安心しました。よかったよかった。じゃぁ、親指だけお花描いてもらっちゃおうかな~。(すぐ調子に乗る
「ネイルアートはプラス10元ね」
えー。ということは、合計30元ですか。約450円ですか。はい。文句はございません。

で、450円のペディキュアの完成品がこちら!



爪はともかく、お見苦しい足ですみません!!

いや、満足ですよ。ちょっとベースのピンクが派手過ぎたかなぁ、とは思いますが、2週間ほどつま先だけリゾート気分を楽しみたいと思います。

隣では友人が1時間のフットマッサージを満喫中。見ていると、だんだんと足の血色が良くなってきてとっても気持ちよさそう。よし!次回はフットマッサージに挑戦だ! ちなみにフットマッサージも1時間30元(約450円)でした。


仕立て屋さんに戻って採寸して…気がついたらもう午後2時。うひゃー。
本当はシャングリラホテルでランチを、なんて言っていたのだけれど、外は大雨だし、時間はなくなっちゃったしで、ビル内で食事をすることにしました。

以前来たときに入って、まぁまぁの味だったと記憶する店に行くと「40分待ち」とのこと。そんな時間ないしー。深い考えもナシに空席のあった反対側にある店に入ってしまいました。

スープ麺が食べたい!ととりあえず海鮮拉麺をオーダー。普通にどんぶりに入ってくる麺を想像していたら、なぜかガスコンロと鍋が運ばれてきました。そしててんこ盛りの麺とさまざまな海鮮たち。



ぐつぐつ煮えるこの海鮮拉麺。何人前なんでしょう? 私たち2人連れなのに、このほかに点心を5品もオーダーしちゃったんですけど…

しかし、どれを食べても味が薄い。コクがないと言うべきか。はっきり言えば美味しくない。
さんざん経験してきたのに、また同じことを繰り返してしまいました。
『すぐに座れるのには訳がある』
……羅湖商場5階エレベーター右手にある店は、おすすめしません~。(もう行くことはないだろうと、店名すら忘れてしまいました…)


さぁ。でっかいスーツケース転がした商用のおばちゃんたちで電車が混まないうちに帰らないと!
ふたたびイミグレの列に並び、中国を出国。そして香港入国。

パスポートに【香港】のハンコが押された瞬間、なんだかフッと力が抜けました。そして、目の前にスタバが現れた瞬間、さらにフッと力が抜けました。



ほんの数百メートル程度しか離れていないのに、中国と香港この空気感の違い。うまく表現できないし語るほど知識もないけど、その力の抜けた瞬間はとても複雑な感覚でした。

そして友人の携帯電話。契約が「香港のみの利用」となっているため、深センに入ったとたん通話不能になり、香港のイミグレを通ったとたん通話可能になりました。どこでどんな操作をしているんでしょうね。気持ちもシステムも複雑すぎてよくわかんないや。

同じ中国でも国境は国境。言葉の面でも、私の片言の広東語なんて通じやしない。同行の友人が中国語に堪能で本当によかった~。通訳としてこき使ってごめんね、Pちゃん

『ちょっと国境越え』の1日は、こんな風にあわただしく終わったのでした。
次こそはシャングリラホテルでランチ!したいなぁ~

ちょっと国境越え

2006年05月26日 | おでかけ雑記
パスポートと香港のIDカード持って、できるだけ小汚い格好をして、すっぴんで。
中国の深センへ行ってきました。



九龍のホンハムからKCRという電車のファーストクラスに乗って約30分。飛行機のファーストクラスには一生ご縁がないと思いますが、KCRの場合、スリ対策のためにもファーストクラスに乗っておかねば!
ちなみに、ファーストクラスだと運賃は倍になり合計66香港ドル(約700円)です。

香港も同じ中国なのに、香港と深センの間にはイミグレーションがあり、手続きを経ないと入国…?…入地域できないんです。香港と中国大陸では行政が違うので、それは仕方のないことですが、なんだか不思議な感覚です。

そして、香港を一歩出た瞬間から常に身の安全に気を配り、カバンの管理を厳重に、周囲の気配を伺いながら、とちょっと緊張した時がスタートします。
香港だって安全とは言い切れませんが、やはり深センのそれには格段の差があります。首を切られた、財布はあるのに現金とカードだけ抜かれてた、など怖い体験談もたくさん聞きます。
とりわけ日本人は狙われやすいので、できるだけ小汚い格好をしてカムフラージュしたわけなんですが、同行の友人に会った瞬間、「完璧日本人だね!」と、ダメ出しされてしまいました~



じゃーん! 中国へ入りました!

そんな緊張してまで深センへ何をしに行ったかというと、『お洋服を作りに』です… お気楽な目的ですねぇ。あはは。
だって、日本人にとっては驚くような安さで、ジャストフィットの服を仕立ててくれるんだもん!
目指すは深セン入り口の羅湖駅目の前にある「羅湖商場」。
スーツやチャイナドレスなどの大物も憧れますが、とりあえず今回は雑誌を見て気に入ったブラウスを3枚頼んできました。
たくさんある仕立屋さん群の中から、以前に友人が紹介してくれたところを見つけ、デザインを見せて値段交渉、生地選び、採寸、で仕上がりは約一週間後。

気になるお値段ですが、3枚で仕立て代はなーんと170元(2500円)。チャイナ服っぽいデザインの複雑なものがひとつあったため、これでも少し高めです。別途生地代が3枚で140元(約2100円)でした!
これで、イメージ通りに仕上がったら文句なしですが、さて結果やいかに~~。

ちょっと採寸までに待ち時間があったので、その間にそばにあったネイルサロンというかフットマッサージ屋というか、ま、なんでもアリ屋さんで、ペディキュアをしてもらいました。
香港では、甘皮などの処理とネイルポリッシュで、シンプルなものでも150ドル(約2200円)程度。さて深セン価格は……

値切ることすらできないほどの低価格! 

その値段に「本当に大丈夫なのか~?」と一抹の不安を抱えつつ、トライしてきました。

その結果は……つづく。