バリ島の山が噴火

バリ島の山が噴火、噴煙のため飛行機の運航に影響インドネシア・バリ島の山が噴火しました。程度はそれほど大きくありませんが、噴煙のため飛行機の運航に影響が出ています。
　バリ島東部のアグン山が５０年ぶりに噴火をはじめました。２１日に小さな噴煙を上げて以降、２５日の夕方から噴火を繰り返しています。噴火口にはマグマの光が見えるほか、高さおよそ６０００メートルの噴煙が観測されています。

　噴煙の影響で、バリ島の東にあるロンボク島の空港が２６日に閉鎖されました。バリ島内の空港は２６日は通常通りの運航でしたが、噴煙の状態次第で今後、便によっては欠航となる可能性があります。

　アグン山周辺では火山性地震が観測された９月以降、一時１４万人が避難していましたが、先月末に活動が弱まり警戒レベルが下げられてました。しかし、現在も２万５０００人が避難を余儀なくされています。（27日03:30）