「テレビからこぼれているものを書きたい」――人気脚本家・坂元裕二が語る連ドラの役割
9/23(日) 7:00 配信
「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」「カルテット」などの脚本家・坂元裕二が、2018年3月に自身のインスタグラムで「連ドラはお休みします」と宣言した。坂元がつむいできた繊細なドラマは、どのように生まれてきたのか。「たった1人で考えている人を探している」と言う坂元に、話を聞いた。(ライター・内田正樹/Yahoo!ニュース 特集編集部)
(文中敬称略)
4年先が決まっていることにぞっとした
「これにてちょっと連ドラはお休みします」。脚本家の坂元裕二は、ドラマ「anone」(日本テレビ系、2018年1〜3月)最終回直後の3月、自身のインスタグラムにそう綴った。
坂元は1987年、19歳でデビュー。30年以上にわたりヒット作、話題作を世に送り出してきた。手がけたドラマは30作品を超える。
特に、2010年の「Mother」以降、「それでも、生きてゆく」(2011)、「最高の離婚」(2013)、「Woman」(2013)、「問題のあるレストラン」(2015)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)、「カルテット」(2017)と、高く評価される連続ドラマを立て続けに世に送り出してきた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます