<nobr>サプライズ! 大曲の花火が上がった!!</nobr>
全国花火競技大会(大曲の花火)が予定されていた29日、秋田県大仙市の雄物川河川敷でサプライズ花火が打ち上がった。大会は新型コロナウイルスの影響で来年に延期されたものの、大曲商工会議所などでつくる大曲の花火実行委員会が、短い時間でも花火を楽しんでほしいと企画。全国の煙火会社28社がコロナ収束の願いを込め制作した大輪が夜空を彩った。
午後8時に色鮮やかなスターマインで始まると、各社技術の粋を尽くして作った10号玉が順に打ち上がった。実行委は時間と場所を非公表としていたが観客の姿も見られた。伝統的な芯入り割物や独自のテーマを表現する自由玉など、渾身の1発が河川敷を照らすたびに拍手が響いた。