公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

ロイヤルティー続き、学研?

2008-01-20 | 個人塾の経理
学研の現役指導者から、コメントいただきました。
以前、ある方から、学研のロイヤルティは25パーセント、というお話を聞いたことがあるのですが、じつは・・・・・

初めまして。学研教室の運営をしています。
本部からの指示、経営体制には理不尽さを感じていましたが公文教室も同じであることにびっくりしつつ、ロムさせいただいていました。
学研教室もロイヤリティは厳しいです。
50%からスタートし、人数によるランク制になっています。30名でやっと40%になります。100名でも35%です。
月謝は二科目で8000円なのですから趣味だと思って仕事をしているといった会話が指導者研修会でよく取り交わされています。
知名度が公文より低いこともあって生徒募集は厳しく、私の所属する支部では100教室中30名を超えるのは僅か・・おそらく2、3カ所程度です。
私は本部のチラシ枚数、回数指示に従わないのでやっていけていますが、真面目な同期の指導者が赤字をふやしているのに胸を痛めています。

なんだって・・・・・

で、運営サポートのほうはどうなんでしょうね、気になるところです。
貸し教室の会場費補助、なんてのもありなのかしらね。

公文の場合は、チラシを打つ場合、印刷費の補助というか
表面が共通チラシなら、印刷代は一枚2円でしょ?
5000枚でも一万円、
折込費は全額教室もちだけど。

私は現在、ロイヤルティというよりは教材費だけ支払う個人塾をやっていますが
チラシ関係は全部自分でやるので5000枚の印刷費は6万ぐらいかかります。
年に4回出すと、24万てことですよね、差額20万円、
100教科でロイヤルティは年間302万
現在の教材費は100教科年間140万で、公文時代との差額158万なので
単純計算で130万は収入増、ということになります。

無料物品などはなし、ですから細々諸雑費はかかるので
そうそう儲けにはなりませんけれど、
それに、ついついあれもこれもと手を広げがちなので
忙しさには拍車がかかりますけれど、
自分にとってメリットの少ないロイヤルティを支払うイライラ感からは開放されています。

知名度・・・・という点では、当然不利でしょう、でも。
以前は公文教室だったということは、地元では知られていて
他の教材を使用しているとはいえ、
自学自習式の指導をしているということは同じなので
おかげさまで、赤字の心配はせずにやっていけています。

そろそろ、春の折り込みチラシも印刷にかかります。
今回はデザインもプロに頼んでみました。
そしたら、けっこう派手なのが提案されて、これまでの私の自作のデザインとは一味違うので
10000枚、広範囲に出してみようかと・・・・
体験学習や教室見学に備えて、細々準備も進めています。
さて、成果はいかに・・・・




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