公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

なぜなぜカレンダー

2012-01-04 | 読者からのコメント・おたより
『今年は教室でもらえなかったので事務局へ問い合わせたら・・・・・』
とは、保護者からのコメント。

この方はこのブログの読者で、くもんの指導者は楽じゃないということを感じていらしたので、わが子が通っている教室の指導者に聞けなくて、事務局へ問い合わせをしたけれど
『先生の善意で配布されているものですから、事務局ではノータッチです。
指導者へ問い合わせてください』といわれて・・・・・

そうか、先生が自分で買って配っているものなのか・・・・
今年は買えなかったのかしら、やっぱり、聞けないよなぁ・・・・
去年までは毎年貰っていたのに・・・・


確か一冊、¥200以下だったと思いますが、送料もかかるし
どこでも少しでも経費を節約したい教室運営ですから、この際、と、
今年はやめたというお教室だったのでしょう。
研究会もけち臭いことは言わずに、全生徒に無料物品にすればいいのにね (^_^.)

カレンダーに限らず、
教室格差というのは実はた~くさんあるのです。

指導者の能力・経験値というのは勿論ですが
教室だよりの内容一つにしても、研究会で配布している「ネタ帖」丸写しの指導者もいれば
自分の考え、自分の教室から題材をさがしてせっせと書く先生もいる。
「くもんノート」で保護者に毎月のようにお子さんの学習状況を報告する先生もいれば
年賀状も出さない指導者もいるわけです。

フランチャイズですから。

十年も前、知人の指導者が
「研究会って、どこの教室もおんなじに、金太郎飴みたいにしようとしている」と
怒っていましたけれど
「んなこと、できっこないし、ありえないから」と笑ったものです。

生徒は十人十色であり、保護者のニーズも十人十色、
各指導者だって、教材こそ同じでも使い方はやっぱり違うし
指導者自身の経済力も、マンパワーだってそれぞれですからね。


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1 コメント

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なぜなぜカレンダー (ある)
2012-03-16 00:16:28
 私も少し前から“なぜなぜカレンダー”など、それまでのあらゆるものをやめました。
理由は、1教科学習の生徒が多くなったからです。

 ロイヤリティ40%・家賃・人件費・生徒たちが使い放題の電話代・その他の諸経費を差し引くと
どう考えても、1教科(6300円)のうち、指導者本人の利益は、何百円の世界です
。以前、わが教室で計算した時は、1教科当たりの利益は、約700円でした。もちろん1カ月ですよ。
出している親の感覚では、一般的な6300円をあの人に払っているという意識を持たれるのは分かるのですが・・・
200円のウエイトは、理解して頂きたい!!

 これが、フランチャイズ・公文式の実態です。

 この勇気あるブログのお陰で、少しでも世間の方々がご理解くださること
ありがたいと思っています。

ありがとうございます。



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