皆さん、こんばんは。
桜は散ってしまいましたが、元気にお過ごしですか?
さて、この度、少しの間空席になっていた代表に就任することとなりました、
ヒロと申します。
少し長くなりますが、この場を借りて、ご挨拶させていただきます。
スクランブルエッグは2008年11月に青森で立ち上がり、11年目となりました。
私事ですが、今年でスクランブルエッグでの活動は10年目。
このサークルと出会ったのは、まだ大学生の頃。今は社会人9年生です。
学生当時、期せずしてアイデンティティの危機の渦の中に放り込まれ、溺れそうだった僕を救ったのは、
勇気をもってカミングアウトしてくれた友人と、このサークルでした。
友人とは大学内でセクマイサークルを立ち上げ、それから多くの友人たちに出会うことができました。
溺れそうなのは私だけじゃない、一人ではない。
それがわかってきて、心が少しずつほぐれていきました。
スクランブルエッグでも、前代表の創さんをはじめ、だんだんと仲間も増えていって、
渦の中だからこそ出会える人もいるんだ、と僕の世界は明るく広がっていきました。
わりと飽き性な僕が10年もこのサークルを続けられたのは、
「無理せず、楽しく、できることを」というモットーが守られているからだと思っています。
引っ越しで日本各地を転々としていても、仕事が忙しくて全然参加できなくても、
無理して、何かやらなくてもいい。
楽しくないなら、やらなくていい。
いけるときに、いけばいい。
やれることを、やればいい。
そんなゆるいスタンスが、ゆるぎなく守られているから、
楽しくやってこれたし、安心できる居場所であり続けるんだと思います。
「人の居場所なんてね、誰かの胸の中にしかないのよ」
江國香織さんの『冷静と情熱のあいだ-Rosso』の中の一節です。
僕の居場所は一人の友人の胸の中にあり、
スクランブルエッグの創さんの胸の中にありました。
このサークルと出会った時より、僕は少しだけ大人になりました。
まだまだ迷ったり悩んだり落ち込んだり、そういうことも多いけれど、
もし、いまにも溺れそうな誰かがいるなら、
出会った時の創さんのように、
この胸の中に居場所をつくってあげられる大人になれたらいいなと思っています。
これがサークルの代表として目指す在り方でもあり、
いち大人としての所信表明です。
「無理せず、楽しく、できることを」というモットーを守り、
誰かの居場所となり、メンバーの居場所であり続けることを守っていきたいと思います。
さて、活動の方針について。
HPに書いてある、サークルの説明を引用します。
=======
「スクランブルエッグのこと」
スクランブルエッグは、性のあり方にかかわらず、誰もが幸せに生きることのできる社会・地域を目指して、
2008年11月に青森県で活動を始めたサークルです。セクシュアルマイノリティの人と、その友人などの応援者が参加しています。
カミングアウトをしても、変わらずに隣に座って笑ってお話しできるような、そんな当たり前の日常を願って。
セクシュアルマイノリティや性の多様性について、まずは知ってもらうことから偏見をなくしていこうという活動を続けています。
モットーは、「無理せず、楽しく、できることを」。
仕事や学業、時には休養、それぞれの日々の生活をしながら、メンバー自身が自分を大切にしていけるサークルでありたいと考えています。
特別ではない、身近な存在として。これからも等身大の活動を続けていきます。
=======
この文章には、祈り、あるいは叫びとも言えるような、切実な願いが込められています。
僕が書いたものではないですが、基本的な方針はここから一歩も変わらないので引用しました。
しかし、メンバーの参加状況、生活環境、社会環境は変わっていきます。
それに合わせて活動の内容は少しずつ変化してもいいなとも思っています。
少し具体的に言うとすれば、これまでの活動は青森県内で行ってきました。
しかし、僕自身岩手在住ですし、関東在住のメンバーも増えています。
これからは少し活動範囲を広げて、ゆるくネットワーク化していければいいのかなと思っています。
共感できる仲間が見つかれば、サークルの枠を超えてゆるいつながりをつくっていき、
色んな人に優しい社会、生きていてもいいなと思える社会、誰もが幸せに生きることができる社会をつくっていければ良いなと思います。
そんな仲間たちへ、これからもどうぞよろしくお願いしますという気持ちを込めて、リンク集をシェアします。
リンク集(スクランブルエッグHP内)
いや、本当に長くなってしまった!
最後まで読んだ人いますか?
マジか! ありがとう。心からありがとう。
仲間内ではスクランブルエッグの”ペット”と言われてきたので、
ペットが代表とは何たる違和感w
実務のところは、創さんはじめ他のメンバーにこれからも大いに頼っていきます。
色々言いましたけど、あんまり役に立てない気がして、考えれば考えるほど震えちゃいます。オソロシヤ
でも、ほんと、メンバーや、メンバーじゃない人、いろんな人と、これから出会う人も含めて、
とにかく楽しくやっていきたいなと思ってますので、何卒よろしくお願い申し上げます!!
桜は散ってしまいましたが、元気にお過ごしですか?
さて、この度、少しの間空席になっていた代表に就任することとなりました、
ヒロと申します。
少し長くなりますが、この場を借りて、ご挨拶させていただきます。
スクランブルエッグは2008年11月に青森で立ち上がり、11年目となりました。
私事ですが、今年でスクランブルエッグでの活動は10年目。
このサークルと出会ったのは、まだ大学生の頃。今は社会人9年生です。
学生当時、期せずしてアイデンティティの危機の渦の中に放り込まれ、溺れそうだった僕を救ったのは、
勇気をもってカミングアウトしてくれた友人と、このサークルでした。
友人とは大学内でセクマイサークルを立ち上げ、それから多くの友人たちに出会うことができました。
溺れそうなのは私だけじゃない、一人ではない。
それがわかってきて、心が少しずつほぐれていきました。
スクランブルエッグでも、前代表の創さんをはじめ、だんだんと仲間も増えていって、
渦の中だからこそ出会える人もいるんだ、と僕の世界は明るく広がっていきました。
わりと飽き性な僕が10年もこのサークルを続けられたのは、
「無理せず、楽しく、できることを」というモットーが守られているからだと思っています。
引っ越しで日本各地を転々としていても、仕事が忙しくて全然参加できなくても、
無理して、何かやらなくてもいい。
楽しくないなら、やらなくていい。
いけるときに、いけばいい。
やれることを、やればいい。
そんなゆるいスタンスが、ゆるぎなく守られているから、
楽しくやってこれたし、安心できる居場所であり続けるんだと思います。
「人の居場所なんてね、誰かの胸の中にしかないのよ」
江國香織さんの『冷静と情熱のあいだ-Rosso』の中の一節です。
僕の居場所は一人の友人の胸の中にあり、
スクランブルエッグの創さんの胸の中にありました。
このサークルと出会った時より、僕は少しだけ大人になりました。
まだまだ迷ったり悩んだり落ち込んだり、そういうことも多いけれど、
もし、いまにも溺れそうな誰かがいるなら、
出会った時の創さんのように、
この胸の中に居場所をつくってあげられる大人になれたらいいなと思っています。
これがサークルの代表として目指す在り方でもあり、
いち大人としての所信表明です。
「無理せず、楽しく、できることを」というモットーを守り、
誰かの居場所となり、メンバーの居場所であり続けることを守っていきたいと思います。
さて、活動の方針について。
HPに書いてある、サークルの説明を引用します。
=======
「スクランブルエッグのこと」
スクランブルエッグは、性のあり方にかかわらず、誰もが幸せに生きることのできる社会・地域を目指して、
2008年11月に青森県で活動を始めたサークルです。セクシュアルマイノリティの人と、その友人などの応援者が参加しています。
カミングアウトをしても、変わらずに隣に座って笑ってお話しできるような、そんな当たり前の日常を願って。
セクシュアルマイノリティや性の多様性について、まずは知ってもらうことから偏見をなくしていこうという活動を続けています。
モットーは、「無理せず、楽しく、できることを」。
仕事や学業、時には休養、それぞれの日々の生活をしながら、メンバー自身が自分を大切にしていけるサークルでありたいと考えています。
特別ではない、身近な存在として。これからも等身大の活動を続けていきます。
=======
この文章には、祈り、あるいは叫びとも言えるような、切実な願いが込められています。
僕が書いたものではないですが、基本的な方針はここから一歩も変わらないので引用しました。
しかし、メンバーの参加状況、生活環境、社会環境は変わっていきます。
それに合わせて活動の内容は少しずつ変化してもいいなとも思っています。
少し具体的に言うとすれば、これまでの活動は青森県内で行ってきました。
しかし、僕自身岩手在住ですし、関東在住のメンバーも増えています。
これからは少し活動範囲を広げて、ゆるくネットワーク化していければいいのかなと思っています。
共感できる仲間が見つかれば、サークルの枠を超えてゆるいつながりをつくっていき、
色んな人に優しい社会、生きていてもいいなと思える社会、誰もが幸せに生きることができる社会をつくっていければ良いなと思います。
そんな仲間たちへ、これからもどうぞよろしくお願いしますという気持ちを込めて、リンク集をシェアします。
リンク集(スクランブルエッグHP内)
いや、本当に長くなってしまった!
最後まで読んだ人いますか?
マジか! ありがとう。心からありがとう。
仲間内ではスクランブルエッグの”ペット”と言われてきたので、
ペットが代表とは何たる違和感w
実務のところは、創さんはじめ他のメンバーにこれからも大いに頼っていきます。
色々言いましたけど、あんまり役に立てない気がして、考えれば考えるほど震えちゃいます。オソロシヤ
でも、ほんと、メンバーや、メンバーじゃない人、いろんな人と、これから出会う人も含めて、
とにかく楽しくやっていきたいなと思ってますので、何卒よろしくお願い申し上げます!!