現在、県内の一部の学生の間で、他県の同性愛カップルのサイトのURLが「みんなに回せ」と複数人に回され、さらされています。
セクシュアルマイノリティの個人サイトやカップルサイトの多くは、広くたくさんの人に見てもらうためではなく、
普段周囲には明かせない恋の話や、悩みなどを打ち明けられる、「自分が自分でいてよい場所」として開かれています。
そのため、そこでの交流は、理解してくれる友人や、同じセクシュアルマイノリティの人を中心にしています。
しかしインターネットは不特定多数の人が身分を明かすことなく利用閲覧できるため、
同性愛等に偏見と悪意を持つ人にサイトを発見された場合に、
広められたり、荒らされたりと、インターネットを通じて嫌がらせやいじめに発展することが少なくありません。
元々は特別偏見を持っていなかった人でも、多数が騒ぎ出すと流されてしまう傾向もあります。
これと似たようなことが県内の一学校内で起きたケースもあり、個人を特定され悪質な嫌がらせへと発展しました。
携帯でインターネットができる世代では、メール感覚で名前や学校名、画像など個人を特定できる情報をサイト上に書き込んでしまうことが多々あります。
くれぐれも個人情報の取り扱いには注意し、自分自身が被害に遭わないようにしましょう。
危険を感じる場合には、パスワード制にしたり、URLを変更するなどしましょう。
万一被害に遭ったり、困ったことが起きた時は、現状は完璧な解決手段はありませんが、
一人で対処するのは避け、信頼できる人に相談するようにしましょう。
否定・嘲笑を受け続けると、どんなに心の強い人でも計り知れないストレスと苦痛を抱えることになります。
冷静な判断ができないこともありますので、なるべく一人で考え込まないことが大切です。
また、現在同性愛等を理由に嫌がらせや嘲笑をしている方には、
人として恥ずかしいことをしているということに気付いていただきたいと思います。
人は人の権利を奪ったり、迫害する権利は持っていませんし、同性愛等は罪でもなければ、悪い趣味でもありません。
自分自身の行動を、今一度見返してください。
インターネットを通してのこういった問題は、大人や教師の目には映りにくく、近頃話題になっている学校裏サイトと同じような要素を含んでいます。
さらに、クローゼット(隠している)のセクシュアルマイノリティにとっては、自分のサイトの存在やそこで起きている問題を身近な大人や教師に打ち明けることはほぼ不可能です。
こういった事件が身近に起きていることをまず周囲が認識し、いじめに関する教育の一環として子供達に伝えていく必要があるのではないでしょうか。
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セクシュアルマイノリティ・ボランティアサークル
スクランブルエッグ
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