秋を感じる一日になった。
私は、早春が一番好きだが、
晩秋もいい。
人生の秋を生きているから。
私のお供はカメラだ。
上手に撮れないが、ファインダーを覗く
のが、楽しくなっている。
景色を見ながら、咲いている花を見て、
シャッターを切る。楽しい!
ただ歩いてもつまらない。
被写体を探すのも楽しいものだ。
昨日は、裾野市のはずれの須山を歩いた。
のどかで自然が豊かな地区だ。
「須山研修センター」に車を置いた。
都市化されていない田舎の風景が残る。
地元の人に声を掛けて、道を尋ねて話しをする。
「浅間神社はどこですか」「駐車場は車がないですね」
「土・日は観光バスが来ますよ。この前を歩きます。
この道を少し下がると左手にありますよ」と教えてくれる。
帰りには、「須山研修センター」を尋ねる。
「この辺りはのどかでいいところですね。」
「ありがとうございます。」
「研修センターはこの先を左に曲がって、坂を上がり、
左へと行くと国道に出ますよ」と。
「ありがとうございました。」
こんなやりとりをしている。これまた楽しい。
研修センターから脇道を通って浅間神社へ行き、
駐車場に戻ってきた。数人の人と言葉を交わした。
お昼に国道を下って、「喬仙坊」(きょうざんぼう)へと。
蕎麦の名店で、森の中にある名店だ。
三色そば(1260円)がお勧めと。
隣にいたご夫妻に話しかけた。「どちらからですか」
「横浜の能見台です」お「私は横浜市大の卒業です」
「横浜市大はいい大学ですね」と。
「私が在学していた頃とは変わったでしょうね」
「いい建物が建っていて、学生もいいですよ。」
「横浜のはずれの田舎でしたから」
「そんなことないです。」
「いい大学ですよ」のうような会話だった。
山中湖へ行く途中でここに来て、何度も来ていると。
「良い時間を」と奥さんに言った。
「ありがとうございます」と上品な奥さんが答えた。
昼食後、国道を上がり、裾野市富士山資料館」へ。
須山で話した人が、「資料館に行ってきたけど、紅葉がきれい」
と話していた。
資料館にはお客が誰もいなかった。210円の入場料を払った。
撮影可能かを尋ねた。問題ないとのことで撮影した。
どれを選ぶかよくわからないので、富士山を中心に撮った。
「この辺りに紅葉のポイントがありますか」と尋ねる。
「この辺りが一番じゃないかと笑っていた」
「十里木もいいのだけど車を止めらえないので、
車窓になってしまう。昨日私も写真を撮りに行きました」
と職員と短い会話をした。
記念に300円の手ぬぐいを買って外に出た。
記念館の裏側に回ると、富士山登山道がある。
すすきがきれいだった。富士山が隠れていた。
すすきと富士山のビューポイントだ。
この道を下って「忠ちゃん牧場へと」へと出た。
道路が整備されていった。このあたりもススキが綺麗。
秋を堪能したひと時だ。I had a good time.
I enjoyed myself very much. These are my impression.