(ブログ・トップの画像は・・・ アンブリッジのDADA教室。)
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前書き: Callsheetとは、ユニットごと、1日ごとの撮影スケジュールが書かれたA4大の3~6ページの書類です。 書かれている内容については、その①に書いてある「前書き」の内容を参照してね。
Harry Potter and The Order Of The Phoenix
Callsheet 15
Date: Tuesday 24th February 2006
Stage: A stage, Leavesden Studios
また、5ページ目には、セットの配置見取り図があります。 字が小さくて、かろうじて、一番右端の上に、占い学の教室へ続く「螺旋階段」のセットがあるのが、分かる程度。
シーン45pt
屋内 Umbridgeの教室 昼
シーンの概要 = Umbridge gives detention to Harry who argues about Voldemort.(意訳:ヴォルデモートについて主張するハリーに対して、アンブリッジが罰を言い渡す。)
キャスト = ハリー、ロン、ハーマイオニー、ネビル、ドラコ、クラッブ、ゴイル、シェーマス、ディーン、アンブリッジ、パドマ、パーバティー (←キャスト番号順)
ダブル&スタンドイン = 上記キャストの代役、上記キャストのスタンドイン
エキストラ(A組&B組): 5年生の男女合計23人、ラベンダー役のエキストラA、パンジー役のエキストラA、 ラベンダー役のエキストラB、パンジー役のエキストラB。 トータル人数は50人。
音響 = ラジオの音。
小道具 = ハリーの眼鏡、杖、本、羽ペン、カバン、黒板、教科書「Dark Arts Defence: Basics for Beginners」を36冊、アンブリッジのクリップボードと魔法省のフォーム、(ちょっと意味が分かりません→) 「paper swallows」(←紙でできた燕??)。
SFX = 煙、紙でできた燕が燃えた灰。
VFX = 目線のための対象にするボールを用意。 戸棚から教科書が空中に浮き出てくる。 飛んでいる燕。 爆発。
大道具 = ドアの部分にブルースクリーン。
↑キャストについて:
エキストラが何故だか、A組とB組の2セットいます。 23人は同一人物たちなのですが、ラベンダーA(Katy Huxley-Gorden)とラベンダーB(Melinda Carter)は別人で、パンジーA(Lauren Shotton)とパンジーB(Holly Leber-Smith)も別人です。
Callsheet 12に書いてあった、ラベンダー役のエキストラさんは、ラベンダーA(Katy Huxley-Gorden)です。
エキストラのうち、役名が決まっている人がいるのは、登場場面が多いからだと思いますが・・・
ところで、パンジー役のエキストラさんは、POAに出演していたGenevieve Gauntさんではありませんね。 残念ですが、彼女はPOAだけの出演だったみたいですね。 サイン入りのトレカも出してたのに・・ね。
ルナ役のEvannaちゃんの名前も書いてあり、この日は、衣装フィッティングと家庭教師による授業のみ、と書いてあります。
↑シーンについて:
5年生のDADAの授業。 戸棚から教科書がフワリと出てきて生徒の元へ配られるように読めます。 「Dark Arts Defence: Basics for Beginners」を36冊と、詳しく書いてあるので、この教科書でしょうね。
それから、「paper swallows」という、意味不明に思えるコトバが書いてあります。 特撮(SFX・VFX)に書いてある内容から考えると、どうやら、「燕の形をした紙が飛び交っていて、それらが爆発(?)して、燃えて灰になり、煙がただよう」のではないでしょうか?
予定 - SHOOT DAY 16 Monday 27th February - A Stage
シーン48ptの続き
屋内 談話室 夜
シーンの概要 = Umbridge gives detention to Harry who argues about Voldemort.(意訳:ヴォルデモートについて主張するハリーに対して、アンブリッジが罰を言い渡す。)
キャスト = ハリー、ロン、ハーマイオニー、ネビル、ドラコ、クラッブ、ゴイル、シェーマス、ディーン、アンブリッジ、パドマ、パーバティー
予定 - SHOOT DAY 18 Tuesday 28th February - A Stage
シーン48ptの続き
屋内 談話室 夜
シーンの概要 = Umbridge gives detention to Harry who argues about Voldemort.(意訳:ヴォルデモートについて主張するハリーに対して、アンブリッジが罰を言い渡す。)
キャスト = ハリー、ロン、ハーマイオニー、ネビル、ドラコ、クラッブ、ゴイル、シェーマス、ディーン、アンブリッジ、パドマ、パーバティー
15:30より = ダドリー、Piers役(Jason Boyd)、Malcolm役(Richard Macklin)の、衣装のフィッティング、メイクアップ&ヘアなどに関するミーティングの続き。
↑キャストについて:
ダドリー配下のいじめっ子たちも、ちゃんとキャストされてます。 とりあえず、ダドリーの他に名前のクレジットがある子役さんが2名。 あとは、エキストラがいるのかも。
Time for Evanna Lynch = この日は、ルナ役のEvannaちゃんの髪の毛をカラリングする予定が書かれています。 彼女の白っぽいブロンドって、ヘアカラーだったのね~!!! へえ。
予定 - SHOOT DAY 18 Wednesday 1st March - H Stage
シーン(既に撮った箇所のつづき)
屋内 Room of Requirement
シーンの概要 = Neville tells Harry about his parents; Harry tells Neville 'we're going to make them proud'. (意訳: ネビルが自分の両親のことをハリーに話す。 「(君が)彼らの誇りになるように、やっていこうぜ。」と、ハリーはネビルを励ます。)
キャスト = ハリー、ネビル
↑シーンについて:
これは、大幅に、原作と違います! GOFでもそうでしたよね。 ネビル関係は、なんだかアッサリと省略される傾向があるようです。 ネビルが自分から両親の事をハリーに話すなんて・・・。 それで、ハリーがネビルを励ますなんて・・・
おそらく、病院のシーンが、かなり大幅にカットされているのでしょう。 ロックハートどころか、Fred Bodeさえも出てこないかも!
↓Room of Requirementのセット(H Stage)と、撮影風景(手前がネビルですね。背が高くなりましたね。)
シーン64B pt (時間があれば撮影)
屋内 Room of Requirement Corridor (RofRの外側の廊下)
シーンの概要 = Neville discovers secret door to the room of requirement. (意訳: Room of Requirementの秘密の扉を、ネビルが見つける。)
キャスト = ネビル
この日も、Evannaちゃんには特別な予定が組まれています。↓
14:00 - 14:30 = David Yates(監督)、David Heyman(プロデューサー)、David Barron(プロデューサー)の3人が、ロケーション(撮影現場)をEvannaちゃんに見せて説明を行う予定。
次回は、コールシート19を紹介します。