タソガレブログ

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「パプリカ」

2010-12-20 01:53:17 | 本の感想
パプリカ (新潮文庫)
「パプリカ」筒井康隆/新潮文庫

読みおわた。うーん。おもしろかったけどーーーー。
うーーーーーーん。
まず納得いかないのは、敦子が誰が好きなのか全然わからなかったとこ。
夢の中で誰とでもやりほーだいなんだよなぁ。気が多すぎる…
逆ラポールに襲われるとしても限度がある気がする。
しかも現実でちゅうしたことを誇らしげに上司に言う必要があるの。
性に関して開放的過ぎやしないか。
(確かに…現実では、だれともしてないんだけど)
登場人物ほぼ全員の男に愛されて(夢の中ではたいがいやってる)、
最終的に、時田と電撃結婚&パプリカ引退宣言という。一昔前のアイドルのよう。
しかも時田に対してはほとんど男性としての魅力を感じているようには思えなかった。
うーーーん。敦子理解できねぇ~
ついて行けない でした。

事件のあらましとしてはやはり小説のほうが理解しやすいですね。
DCミニの機能についても映画では詳しい説明がなかったですし。
小説の中盤で、夢での出来事が現実に起こり始めるあたりが
いちばん面白かったです。DCミニ取り返すあたり!
後半はもうカオス、スプラッター。
結末は小説のほうが勧善懲悪色がつよいです。映画は曖昧ですね。
どちらが好きかは人それぞれかなー。わたしは曖昧なのが好き。

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