thunderbird

Mozilla thunderbirdは、mbox形式である。したがって、1フォルダ1ファイル。そう、今回の目的とは一見一致していないようである。

しかし、thunderbird には強い機能がある。それは添付ファイルを取り除くことができるというものだ。添付ファイルを取り除いてしまえば、文章だけなら一通せいぜい10kB平均以下に収まることだろう。1000通あってもたかだか10MBであれば、pdumpfsを使ってバックアップを取ったとしても問題は小さい。そういう意味で、thunderbirdも十分に解決策としての可能性を秘めている。

しかし、今回は採用には至らなかった。というのも、やっぱり一通一通、「この添付ファイルは捨てていいかな？」とか考えていくのが面倒くさそうだから。消してしまった後で「あぁ必要だったのに」とか成っても困るしねぇ。

けど、この添付ファイル除去機能を cmail にインプリメントしてくれたら、よろこんで使うだろうと思うので、きっとthunderbird のユーザーインターフェイスがいまいち好きになれなかったということなんだと思う。