【1】短歌の『調べ』は、定義を書くのが難しい。調べの良い悪いは人によって意見も違うから、絶対的な価値観は得られないものだと思う。では調べとはいったい何ぞや、そこから書き始めてみようと思う。
【2】まず『調べ』というくらいだから耳で聞くものと考えれば、短歌については音読する必要がある。目で文字を追うだけなら調べは生まれないことになる。ただ速読するのでなければ、普通の人は頭の中で文字を音声に変えて読んでいるはずだから、その場合も調べは生じる。
@zyunoinsaid おはようございます、まことさん。お早いですのぅ。
【3】でも歌というくらいだから、短歌については目で見るものじゃなく声に出して読み、耳で聞くものなんだと思う。そのとき文字を見ずに耳に入ってくる言葉だけで内容がすっと入ってくる歌が、よい調べの歌になるんじゃないか。とりあえず、そう仮定しておく。
【4】「歌はたゞよみあげもし、詠じもしたるに、何となく艶にもあはれにもきこゆる事のあるなるべし。もとより詠歌といひて、こゑにつきて、よくもあしくもきこゆるものなり」(藤原俊成『古来風体抄』)
ちきしょう、こんなの詠まれたら短歌がもたついて見えて仕方ない RT @Aioigaki_Kajin: 熟柿食ふ固より我を忘れつつ
大江戸線の高い長いエスカレーターのてっぺんで目がかゆくなったのだけど、目ェこすってる間にバランス崩しそうになった。あ、いま助けられたな、と思った瞬間。