香川県には美しい渓が少ないが、塩江という鄙びた地域に美しい渓があった。
過去形でしか言いようが無いのが悲しい。
椛川という渓だ。
ここの上流域に数百億円を掛けて、椛川ダムなるものが建設されることになっていて、今はダム工事のための取り付け道路の整備におおわらわ。
道路拡幅・整備と称した工事のコンクリート汚れがそのまま渓に流れ込み、かつての美しい渓の面影を失ってしまった。
一説には、ダムを作っても降水量が少なくて満水にはならないという。もし本当なら大変な愚行だ。
香川県の水は早明浦ダムに100%依存していると言っても過言ではない。
12,000ものため池を作って灌漑用水の補助としても、生活用水はまかなえない。
この巨大なダムは高知県の嶺北(レイホクといいます)地域にあり、四国三郎=吉野川をせき止めて作ったものだ。
早明浦ダムの貯水率が低下すると、すぐに取水制限が始まる。
吉野川は滔々(とうとう)と流れる大河であり、何もしていない現時点では、この水は徳島市から海に流れ出てしまう。
香川県で必要な水なんか、この吉野川から取水してパイプラインで阿讃山脈を越えて引いてくれば、妙なダムなんか作らなくても水不足には絶対にならないだろう。
しかし、地方の政治は何を考えているのか知らないが、このパイプライン建設に乗り出そうとはしない。県知事も極めて消極的な態度だったとラジオを聴いた人は言う。
何故なのか?
ダムのための立ち退きが終ってしまったからなのか?
数百億円の工事を請け負う業者を説得できないのか?
八つ場ダムを中止できるのなら、椛川ダムなんて、まだ調査費がついた程度の段階だとすれば、中止することはそれほど難事ではなかろう。
それとも民主党の目が行き届かないのか?
早く! 早く! 民主党さん、この状況を良く考えてくださ~い。
香川県の水対策をどうすれば一番お金が掛からなくて、自然に優しい手段が取れるのかを!
美しい渓の名残を求めて、カメラを持ってスーパーカブで走破してきた。

この流れも・・・

この落ち込みも・・・

この景色も・・・

この美しい林も・・・

この大きな木も・・・みんな無意味なダムの底に沈み行くのか・・・
悲しすぎる。
一つ提案があります。
それは、大滝山を中心とする雄大な遊歩道を整備して、幾つかの場所に長期間(たとえば1ヶ月とか)ステイできる施設を作ります。
遊歩道とは、小出川沿いに山へ入り、どんどん進んで現在の県民憩いの森のキャンプ場に至ります。
この奥から山沿いに登る道を整備して、宿泊設備を作ります。お茶畑もあります。
高いところへ上がれば瀬戸内海も遠望できます。
そして、最高点から椛川沿いに下る道路を整備して、ここにも宿泊設備を作ります。温泉があってもいいじゃないですか?
宿泊設備は自然との融和を考えればログキャビンがぴったりです。
渓流にアウトリガーさせたカフェではおいしいコーヒーが飲めますし、コンサートもやれます。
周囲は1000m級の山地ですから、オゾン一杯。夜は満天の星。
各宿泊設備には、セミナールーム、音楽ホールなどを備えていて、知的な集まりにリーズナブルな価格で利用できるようにします。
大滝山へのハイキング・ロードも整備します。
渓流には美しい渓魚を放流して、渓流釣りが楽しめるように遊魚券を発行します。
大滝山を中心とした二つの渓流=椛川+小出川を結ぶサークルを形成するんです。
安藤忠夫さんにでも総合プロデュースをお願いしますか?
ぜ~んぶやっても、ダム建設ほどは掛からないのではないでしょうか?
余ったお金は吉野川からのパイプライン建設に充てます。
こうすると、新たな雇用機会も大いに期待できますし、栗林公園、金毘羅、屋島といった旧態依然の観光ポイントだけではなくなります。
これ、県知事が言われている観光立県のモデルにもなるぢゃないですか?
民主党さん! 知恵出して下さいヨ。
過去形でしか言いようが無いのが悲しい。
椛川という渓だ。
ここの上流域に数百億円を掛けて、椛川ダムなるものが建設されることになっていて、今はダム工事のための取り付け道路の整備におおわらわ。
道路拡幅・整備と称した工事のコンクリート汚れがそのまま渓に流れ込み、かつての美しい渓の面影を失ってしまった。
一説には、ダムを作っても降水量が少なくて満水にはならないという。もし本当なら大変な愚行だ。
香川県の水は早明浦ダムに100%依存していると言っても過言ではない。
12,000ものため池を作って灌漑用水の補助としても、生活用水はまかなえない。
この巨大なダムは高知県の嶺北(レイホクといいます)地域にあり、四国三郎=吉野川をせき止めて作ったものだ。
早明浦ダムの貯水率が低下すると、すぐに取水制限が始まる。
吉野川は滔々(とうとう)と流れる大河であり、何もしていない現時点では、この水は徳島市から海に流れ出てしまう。
香川県で必要な水なんか、この吉野川から取水してパイプラインで阿讃山脈を越えて引いてくれば、妙なダムなんか作らなくても水不足には絶対にならないだろう。
しかし、地方の政治は何を考えているのか知らないが、このパイプライン建設に乗り出そうとはしない。県知事も極めて消極的な態度だったとラジオを聴いた人は言う。
何故なのか?
ダムのための立ち退きが終ってしまったからなのか?
数百億円の工事を請け負う業者を説得できないのか?
八つ場ダムを中止できるのなら、椛川ダムなんて、まだ調査費がついた程度の段階だとすれば、中止することはそれほど難事ではなかろう。
それとも民主党の目が行き届かないのか?
早く! 早く! 民主党さん、この状況を良く考えてくださ~い。
香川県の水対策をどうすれば一番お金が掛からなくて、自然に優しい手段が取れるのかを!
美しい渓の名残を求めて、カメラを持ってスーパーカブで走破してきた。

この流れも・・・

この落ち込みも・・・

この景色も・・・

この美しい林も・・・

この大きな木も・・・みんな無意味なダムの底に沈み行くのか・・・
悲しすぎる。
一つ提案があります。
それは、大滝山を中心とする雄大な遊歩道を整備して、幾つかの場所に長期間(たとえば1ヶ月とか)ステイできる施設を作ります。
遊歩道とは、小出川沿いに山へ入り、どんどん進んで現在の県民憩いの森のキャンプ場に至ります。
この奥から山沿いに登る道を整備して、宿泊設備を作ります。お茶畑もあります。
高いところへ上がれば瀬戸内海も遠望できます。
そして、最高点から椛川沿いに下る道路を整備して、ここにも宿泊設備を作ります。温泉があってもいいじゃないですか?
宿泊設備は自然との融和を考えればログキャビンがぴったりです。
渓流にアウトリガーさせたカフェではおいしいコーヒーが飲めますし、コンサートもやれます。
周囲は1000m級の山地ですから、オゾン一杯。夜は満天の星。
各宿泊設備には、セミナールーム、音楽ホールなどを備えていて、知的な集まりにリーズナブルな価格で利用できるようにします。
大滝山へのハイキング・ロードも整備します。
渓流には美しい渓魚を放流して、渓流釣りが楽しめるように遊魚券を発行します。
大滝山を中心とした二つの渓流=椛川+小出川を結ぶサークルを形成するんです。
安藤忠夫さんにでも総合プロデュースをお願いしますか?
ぜ~んぶやっても、ダム建設ほどは掛からないのではないでしょうか?
余ったお金は吉野川からのパイプライン建設に充てます。
こうすると、新たな雇用機会も大いに期待できますし、栗林公園、金毘羅、屋島といった旧態依然の観光ポイントだけではなくなります。
これ、県知事が言われている観光立県のモデルにもなるぢゃないですか?
民主党さん! 知恵出して下さいヨ。
政権が代わって、すべて見直す時期、
チャンスかもわかりません。
ginjiroさんの提案を県知事に提出したいですね。
同じお金を使うなら、そこから何か新たな仕事を生み出さないと、地方は生きられないと思うんですがねぇ~。