竹馬の友と

幼い頃からの友達を竹馬の友という。ま、タケウマに乗って遊んだ仲ということか。

長年会社勤めをして、企業における交遊も少なからずあるものだが、年取ってくると
鮮明に残ってるのは、大昔の話ばかり。

で、ついつい酒飲んでしまうのが竹馬の友ということになる。

阿佐ヶ谷駅から中杉通りを南に徒歩10分で青梅街道に当たる。この辺は杉並区役所や郵便局、税務署といったお役所が集まったところだ。

青梅街道を右折して、そうねぇ1分半ほど歩くと二階に飲み屋「こじま」ってのがある。
大体、この辺で一杯やることが多い。

竹馬の友の頭髪も薄くなったもんだ。



ここの店、魚料理がなかなかにおいしくて、瀬戸内海で鍛えられたオイラでも、思わず魚に手が出てしまい、「この手が！この手が！」と言って手を叱り付けながら、酒が進む。



酒が進むうちに・・・この前、竹馬の友に召し上げられてしまった例のアマゴのリングをな～んと、彼は返却すると言うではないか？

理由は色々あろうが、オイラとしては、嫁にやった娘が帰ってきた親父の気持ちもかくありなん！と受け取ってしまったヨ。



さぁ～そうなるとお酒がどんどんど～んと入って、いつもの通り前後不覚。
気がついたらホテルでひっくり返ってたものさ。

翌朝になって、あ”～今晩は四国で花見だっちゅうに、ダイジョブかなぁと思ったな。

でも、気を取り直して、新幹線に乗ろうとホテルを飛び出しましたな。

このところ、ジパング倶楽部の特権を使いまくってるが、ヒカリの岡山止まりなんてのに
乗ったら、新大阪過ぎたらこんなに空いてるんだ。

ああ、気持ちいい。