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ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

感動の発芽

2010年06月02日 09時07分33秒 | 日記
高松の夏は超一級の暑さなのは、四国に住んでみないと判らない。

この14年、毎年暑さにヤラレていながら知恵も無く、むざむざとビール代を払って来た。

去年の梅雨明けに、産直市場で可愛らしい花が咲いていて、緑の袱紗のようなものが実って

いる植物を買ってきた。風船カズラである。





真夏に、次から次へと実が成って、その中から実に可愛らしい種が出てきた。




黒が主体の直径5mmほどの球体にハート形の白い模様が素晴らしい。

どうも、ムクロジ科の植物で、この種はとてもよく弾む硬い種だ。

種を集めておいて、来年はこれを生やしてグリーン・カーテンを仕組み、少しでもビール

賃を節約しようと!とまでは思わないが、心理的冷却効果を得たいと考えた。

で、今年になって、5月の中ごろ、しかるべき容器を買って来て、種を撒きました。

調べによれば、じか撒きをするとか、種を1日水に漬けておくと良いとか、色々な示唆が

得られた。種を撒いて幼芽を!な~んてこと、子供の頃から余りやったことがなく、この年

になって、興味津々たるものがあった。

そして、遂にこの1週間ほど前から、芽が出始めたンだなぁ。


可愛い種から足のように根が出始めて、それが土の中にもぐりこむ。


土に根を下ろすと、今度は地上に向かって茎を延ばし始める。


茎の先から葉っぱが出てきた。

これから、ツルが伸び始めるんだろう。

こんなにちっちゃい種の中にも、紛れも無くDNAに記憶された発芽の環境を与えれられると

ケナゲにも、根を出して芽を育む。

な~んて感動的なんだ!

毎朝、彼らを見るたびに生命の不思議さに打たれている。

こんな種一つ、今の人類には作り出すことが出来ないんだな。

遺伝子操作がいくら上手になったって、細胞一つゼロから作り出すことが出来ない。

しょういうことを、わきまえてないと人間なんか横暴・増長・うぬぼれの塊みたいなものに

なっていく・・・

な~んにも出来ないデクノボ~が人間なんだ。

生き物を見てると、そんなちっぽけでデクノボーな人間であることを思い知らされる。

・・・・・・・・・・・

去年の暮れだったと思うけど、行き着けの自動車修理工場の女将からサトイモをもらった。

これは親芋だからあまり美味しく無いかもしれないけどってね。

しかし、立派な芋だったから、食べるに忍びず、植木鉢に入れて可愛がってやることにした。

それが、どうよ?

一本しか生えてなかった軸が、今になっては、こんなだぜ=。



ここにも可愛い葉っぱが露を受けて元気一杯だ。



オイラも若い頃には、こういうものには無関心だったけど、この頃は彼等によって随分と

元気をもらってると思う。

良いですよねえ~。

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