8月の終わり頃、久しく音沙汰の無い友人にハガキを出したのがそもそもの始まりでした。
彼(Cさんと略す)とは26歳の頃知り合って長い間色んなことをしてきました。
ここ15年の間に北海道や青森白神山地への旅などを共にしてきたのもCさんの人柄と知性に惚れたからだろう。
そんなCさんから金沢~奥能登への旅をしようじゃないの?という提案が。
すぐにその気になったオイラでした。
折角、金沢や能登なんて殆ど知らない土地へ行くんだし、せいぜい写真でも撮ってこようといきり立った。
重量級カメラ用のバッグならあるんだけど
軽量級カメラ+軽量な単焦点レンズ2本で構成するシステムと補助用の固定焦点の軽量カメラを
それなりに収めるバッグとなると手持ちでは適当なものが無い。
しからばと重い腰を上げてカメラバッグの製作に取り組んだのが9月の中頃である。
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兎に角、模範となるモデルが無いものだから一からオリジナルなデザインとなった。
幅30㎝×高さ30㎝×奥行16㎝くらいの箱をイメージして
マチから作り始めた。
線引きした外側は革の厚さを半分ほどに漉く計画だ。
これから頑張る一部の道具類に登場願おうか。
革を切り出す包丁、木端の処理剤、貼り合わせるための接着剤、縫い穴を開ける菱目打ち、針と糸類、
断面を均すカンナや小刀・・・
マチが出来たら前胴、後胴、カブセなどの作り込みと縫合
何度もサイズを確かめながらの作業となる。
前胴にはポケットを付けよう。
昔、500円也でオークションGETしたもののボロボロになったバッグから金具を外して留め付ける。
このポケットにはノートや本が格納できるがセンターにはマグネット・ホックを付けて
分割されたポケットとしても使えるようにしたい。
下のポケットから出ている金具をカブセを貫通させて、それをカブセに付けた別の金具で受けて止める仕掛けだ。
バッグの下部には背負子の一部を止めるためのD環を縫い付ける。
もちろん、各部を縫う前には菱目打ちで正確な穴を開けておかないといけない。
この作業が正確に出来ていれば出来上がりの縫い目も美しい。
全体の仕上がりはこんな風になりました。
表から見たところ。
横に付けたD環にはカラビナを付けて何でもブラ下げられるようにしました。
裏から見ると、こんな風です。
実を言うと、このカメラバッグをイメージしたときに一番初めに入手したのが背負子(しょいこ)
だったんです。確か2,000円前後で手に入れました。
ランドセルや何かを探してるときに見つけました。
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ちょっと背負いこんで演技をしてみました。
UFOでも発見したような顔するから写真撮ってくれとおっかさんに頼みました。
まぁまぁの図ぢゃぁありませんか?
これが風邪ひく前の一番元気な姿と言えましょうか?
風邪で死んでれば棺桶を飾るモノになってたはずです。
この頃はまだまだ暑さが厳しくてTシャツで十分だったんです。
かくもバカバカしい日々を送ったせいで10月の半月を無駄に過ごしてしまったという
顛末記のキッカケとなったことのレポートです。
でも、私の個人的な主観としてはショルダーの所が現代的で何と無くミスマッチな様な。
個人的な意見ですので、申し訳有りません。
機能的に良くて、丈夫なら良いのかもです。
1年間の集大成を1コマとして納めたいと思っていますが、日照不足と暇の無さに今年は納められて居ません。
人工物で有っても、その時の一番良い形を残すにはその時しか有りません。
ミニスタジオでも有ったら、少しは違うかも?。
高いカメラを買って撮るには、無知な私には出来そうにも?。
今は今しか無いのですが、もう少しすれば来年を見据えて頑張なければと思う次第です。
ところで、花の写真って難しいですね。一番見せたいところがどこなのか?それが素人には判りません。写真を撮るための機材は最近はスマホのカメラが抜群に進歩してるようなので、それで撮ることを考えても良いと思います。
まず、手持ちでスマホをマクロで撮るとなるとかなり難しく成ります。
手振れとピント合わせと画面の収まり具合。
実際の写りと画面表示とでは、かなり違いが有ります。
画面に納まっていても見直しすれば、被写体が画面から切れています。
コントラストは合わせられますが、焦点が合わせられない事も。
機能等を使って上手く撮る人もいるのでしょうが、私にはコントロール不可能です。
スマホで其なりの景色等を納めるには良いのかもしれませんが、やはりカメラと照明、背景、無風のミニスタジオが必要です。
それと、被写体の小細工が必要に成ります。
品物を売る写真を撮るにはかなり勉強が要りそうです。
そんな事を書かれた、ブログが有りました。