ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

GWってのが始まったらしい・・・

2017年05月01日 18時48分03秒 | 皮細工

手仕事はもっぱら腕輪作りに励みます。

納得いくのが出来ないから。

こないだからやってる「ホピの暮らし」

雪が降り

タバコの葉が成長し

雷雨がやってきて

オタマジャクシも泳ぎだすが

人はいずれ死んでいく

ってストーリーを腕輪で語りたいと思ったんだけど

なかなかうまく行きませんな。

参加した連中はこんなの。

 

で・・・

出来上がりはこんなの。

角度を変えてみると

金具はひねくったヤツで・・・

初めて刻印を打ってみました。

つくづく思うのですが・・・

革細工のポイントは

側面の処理の仕方ですねぇ。

革の表面は買って来たままのものが現れるのですが

木端の処理はキリというものがありません。

これは彫金の研磨と同質のものです。

とか

こんなところ。

ここをどうやって魅力的に処理できるか?

やってるうちに・・・

人間もそうなんぢゃないかなぁ?と

ふと考え込んでしまう。

人間も表だけぢゃないんだよとね。

目につきにくいところでどんなことしてるのか?

それが

案外大事だったりするんぢゃないかと。

革細工でも木端の処理をいい加減にしてる作品を

見掛けることが多いのですが

いい加減な木端の処理しかしてないものに限って

売りたがる作者の心根が透けて見えるもの。

すごく大事な部分だのに

そこの処理をいい加減にするって

本当にもったいないことだと思う。

オイラは自分が作ったものって

売ったことは殆どありません。

これまでに3つくらいかなぁ。

売ってお金に換えようと思ったとたんに

作品として成立しなくなるような気がするんです。

だもので・・・

プロフェッショナルの世界って何によらず

ど~も好きになれないんだな。

 

ンなこと考えてるGWです。

 


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