9/5(水)、藤田嗣治の作品を観たくて、東京都美術館に行ってきました。
美術館正面 エントランスはエスカレーターで地下にあります。
エントランスホール天井
10年ぐらい前に藤田嗣治のTV番組に出合い、そこから興味を持ちはじめました。
秋田県立美術館に作品を観に行ったりもしました。
今回没後50年ということで世界各国から126展が集まりました。
どうしても観たかった乳白色の裸婦像を観ることが出来る最後のチャンスかと…。
作品は
Ⅰ 原風景―家族と風景
Ⅱ 始まりのパリ―第一次世界大戦をはさんで
Ⅲ 1920年代の自画像と肖像―「時代を」まとうひとの姿
Ⅳ 「乳白色の裸婦」の時代
Ⅴ 1930年代・旅する画家―北米・中南米・アジア
Ⅵ-1「歴史」に直面する―二度「大戦」との遭遇
Ⅵ-2「歴史」に直面する―作戦記録画へ
Ⅶ 戦後の20年―東京・ニューヨーク・パリ
Ⅷ カトリックへの道行き
で紹介されていて、わかりやすかったです。
はじまりのパリではピカソのようなキュビスムの作品を観ることができました。
交流があって、影響を受けたのでしょう。
アイリーンとは交流があったようなのでコルビジェとも交流があったかもしれません…。
そんなことを想い(妄想)ながら、観ていくのも面白いものです。
乳白色は黒との対比でより鮮やかに見えました。
日本の筆を利用して描く絵は、細い線に日本らしさを感じます。
旅の絵などは乳白色ではなく原色の色が入り、好みではないのですが…。
年代や旅などで変化・進化しているのがわかります。
日本で生まれ、パリで育てられた藤田の作品を観ることができ、とても満足です。
ちなみに東京都美術館の旧館の設計は岡田信一郎です。
新館は前川國男です。
上野駅から東京都美術館に向かう途中にある東京都文化会館の設計も前川國男です。
弘前市民会館の照明と同じだったので思わずパチリ!
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